Monthly Archives: 5月 2016

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中洲ちんやさんでランチ

なんか最近食べ物ネタが多いですが、

ある俳優さんが行ったという話を聞いて、

彼のファンである同僚が行きたい!と言うのでおつきあい。

中洲の名店「ちん家」さんです。

 

遅めの時間だったので、1階のランチ営業は終わっていて、

2階のお座敷で、奮発のすき焼き丼(1500円)。

ご飯の上にすき焼きがのってます。

 

お味も美味しいし、きっとよいお肉だろうし、

きっと有名人やお偉いさんも来店されるだろうから接客も丁寧なのだけど、

1500円はちょっと高いなあ。

SUN DOG

北九州公演ではいつものSUN DOGさん。

 

たまたまリバーウォークで仕事だった時、

同僚におススメしたら、ランチの後、お土産用まで買ってたもんな。

味は間違いなし。

 

いつものオニオン(350円)です。

 

観劇前は軽めがよいので、ちょうどよい。

舞台『猟銃』

■日時:2016年5月28日(土)13:00 上演時間1時間40分

■会場:北九州芸術劇場 B列19

■原作:井上靖

■出演:中谷美紀、ロドリーグ・プロトー

 

いやあ、中谷美紀ちゃん、凄まじい表現力です。

背景に動きだけのアクターがいるものの、台詞は中谷さんのみの一人芝居。

 

ステージ上も一部のみにライトが当たり、

客席はいつも以上に真っ暗だし、

まさしく「おやすみなさい」と言わんばかりの状況の中で、

気迫の演技で惹きつけ続ける中谷さん。

 

初演の時は「膨大な台詞に溺れてた」というレビューを読んでご遠慮したのですが、

再演のせいなのかどうなのか、まあ何度か言いよどむことはあっても、

問題のない素晴らしさ。

ある男に関わる3人の女性を一人で演じます。

ある男の愛人の娘~まだ若くて亡くなった母の秘密を知り動揺している、

ある男の妻~社交的で美しく派手に生きているようで、実は夫の不倫を13年前から知っていた、

ある男の愛人~ある男の妻の従妹であり憧れの存在だった

この3人を衣装と髪形を変えるばかりでなく、人格を変えて演じ切りました。

 

日本の古風な文体の台詞が、これがまた美しい。

中谷さんの声と台詞のクリアさで、とてもわかりやすく伝わってきます。

純文学っていいものです。

演出家はカナダ人なのですけどね。

 

こうも、日本文化を崇高に、当の日本人をも開眼させるものにするという

日本人としては不勉強をお詫びしたい気にさえなります。

 

もう一つ美しくて印象に残ったシーンは、

中谷美紀さんが鏡も見ずに、台詞も、手元も詰まることなく、

ごくごく自然なままに舞台の上で肌着から帯まで一人で着付けをされました。

凛とした表情にも、所作にも、その美しさに感服です。

 

舞台は逃げ回ってきたという意味が全くわかりません。

もっと舞台に出ていただきたいものです。

 

CAFE HICKORY

映画の後、引き続きお友達とランチ。

福岡では老舗のイタリアンが、同じ西通りの奥に移転していました。

 

 

Bランチ(野菜サラダ、パスタ、自家製フォカッチャ、選べるデザート2種)1050円に

ドリンクプラスで150円。

 

パスタはトマトクリームが好きなんだよなあ。

お味は良いんだけど、塩味がきついかな。

フォカッチャにつけていただくのにはちょうどよいけど。

 

デザートは2つ選べるのが嬉しいね。

濃厚プリンと洋梨タルトをチョイス。

 

昔からあるのに、行ったのは2回目くらいかも。

大学の頃、先生のどなたかが、イチオシされてた気がします。

 

*CAFE HICKORY

福岡県福岡市中央区天神2-5-16 TENJIN216B1F

映画『海よりもまだ深く』

umiyori

池松壮亮押しのお友達と、王子コンサートの前に映画。

 

是枝裕和監督作品です。

『そして父になる』の時は、仕事一筋で子どもにも厳しい福山父に批判的で、

いい加減で自分にも家族にもユルいリリー父に加担してる気がして、

う~ん…となってたのです。

真面目に頑張ってる人を「あいつは真面目だからなあ」と否定するのは

好きじゃない。

 

で、この映画公開直前にテレビ放映のあった『海街ダイアリー』を観たら、

あ~こういう日常の何でもない描写の監督なのねって知りました。

4人姉妹がそれぞれ魅力的に描かれていてとても素敵でした。

 

今回の映画は、売れない小説家(阿部寛)が、別れた妻と息子にも未練たらたら、

子どもの頃は作文上手だなんて言われて、小説も1作品だけはうまくいったものの、

今はお金に困って養育費も渡せない、

こんなはずじゃなかったのになあ。

今から大逆転も難しいだろうし。

 

子どもの頃は前途洋々、なんでもなれる気がしてても、

誰でもなりたかった大人になれるわけじゃない。

なれなかった大人の方がきっと多い。

 

長男見てて思うのよねえ。

志望校に入れて、これから明るい未来が拓けているはず…と思う。

が、それがいい仕事に就いて、いいお給料もらって

素敵な奥さんもらって、可愛い子どもが生まれて、

と、うまくいくことが確約されているわけではない。

 

そこにはいろんな事情や問題が絡んできて、

順風満帆な人生ってそうそうない。

って、自分自身について思ってしまうのですよ。

 

この日は、この映画を観た後に、王子のコンサートだったわけで

王子は「僕はなりたいと思っていたミュージカル俳優になれました」

と言いました。

小学4年生の時に『キャッツ』を見て、ミュージカルスターを目指し、

そのまま真っすぐ夢を実現した王子。

王子本人も、「実力とか努力とか、そんなものだけで夢が叶うわけじゃないことは

よくわかっている。僕は運が良かった」と言ってました。

 

団地に住む母親(樹木希林)の、何でもないようで、

実は深いような長い台詞も、やけに胸に刺さる。

人生重ねると、これまで考えたこと、感じたことの経験値が高いせいか、

いちいち深入りしてしまいます。