午後だけですが、家で1人という夢の時間ができ、
近所のレンタルショップで借りて来ました。
見とかなきゃね、と思っていた
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。
政治や歴史に疎くても
サッチャーの人となりがメインだったので問題なし。
原題が『THE IRON LADY』なのに、そこに邦題『〜の涙』
と加えたところがくどいなあと思いましたが、
それくらい、「鉄の女と言われてても、
ちゃんと人間らしい部分もあったのよ〜」が前面でした。
「苦渋の決断をし」が何度も出て来ますが、
トップはこれができるところがすごいよなあ。
あんなに遠くのフォークランドに軍を送るとか
金持ちも貧乏人も税を一律とか、
思い切ったことをしないと改革にはならないし、
失敗すれば大惨事になるし、
絶対にこちらが正解!というものがない物事について選択をするのは、
思い切りというか、ある種の駆けのようなものなのだろうか。
考える時間が長過ぎてなかなか決断できないsasaには絶対無理!
いや、誰からもそれを求められてもいないけどね。
内容云々より、見どころはメリル・ストリープよね。
あんなに個性的な顔立ちなのに、
しばらく見ていると、それがメリル・ストリープであることを忘れ、
すっかりサッチャーにしか見えなくなっていた。
先日、『31年目の夫婦げんか』の試写を見ましたが、
こちらもトミー・リー・ジョーンズとの掛合いが絶妙で、
コミカルながら切なく、ほんとになんでもできる女優さんだよねえ。
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