Category Archives: 英文

壮行ランチ@はーべすと

今日は、妊娠32週を迎えてもうすぐ里帰りするお友達の
「出産がんばってこいよ〜!」の壮行ランチ。
岩田屋新館の自然食レストラン「はーべすと」さんです。
「健康弁当 1,150円」(ご飯、味噌汁、お惣菜バイキング付き)

初産を控えた若奥様と、子育ての手は離れた先輩主婦のお二人、
みなさん英文講座のお仲間です。
出産は遠い昔となった3人は、大きなお腹を見て
「いいなあ♪」と羨まし☆
今から赤ちゃんがやってくるなんて
これ以上のワクワク♪はないよねえ。

で、ササといえば、長男、中間試験のまっただ中なので、
先輩方に中学生のお勉強についてご相談。
英語の文法力の低下や辞書をひかないこと、
社会もねえ、これ一般的なのかよくわからないんだけど、
各地域の中から代表の県1つずつ学習するだけなのよ。
例えば九州なら福岡だけ、東北なら山形だけ、みたいな…。
鹿児島や長崎を学ぶ予定はなし。
とはいえ、高校入試に出ないはずないじゃない?
他の県はどうなるの〜!?

なんとなく感じるんだけど、どの教科も深く突っ込むより
総合学習の名のもとに、軽くつまむだけのものになってるような…。
先輩ママのお話によると、中学校の社会の授業で
「いかだ」を作った学校があったらしい。
小学生ならわかるけど、中学生が授業でいかだ作って何になるん?
実体験を重視してるのだろうけど、
それはそれでピントずれてないかい?

新米中学生ママのササには疑問やお悩みがいっぱいなわけですが、
それを聞いてる先輩方は「あ〜そういう時もあったねえ」と余裕。
「その時は必死だったけど、後から思えば…ねえ…」って。

そうねえ、ササも長男生まれた時は、
体重とか離乳食とか立っちとかあれこれ考えたけど、
今思えば、そんな細かく心配する必要ってなかったしね。

ま、でも考えたからって悪いわけではなく、
その時その時ちゃんと考えることは大切だと思うので、
これからも迷い悩みながら進んでいきますわ。

英文講座☆1学期終了

ササの通っている英文講座も本日で1学期が終了。
幸いにも、こちらには通知表はありませぬ。
あったらササの成績、大変だわ。

予定してなかったんだけど、なんとなくお茶しようということになって
行ける人だけで西鉄グランドホテルへ。
ササのは「デザートセット:マロンクリームのクレープ包み」(1000円)。
desert

ずーと同じメンバーで習っているので、軽くおしゃべりはするけど、
年代もちょっと上だし、ちゃんとお話しすることってあまりありません。
それも仲良しグループさんがかたまっている席に入ってしまったので、
最初は少し慣れなかったけど、
今回講読している小説に関連したお話のことを話題にすると
みなさん興味津々で聞いてくださり、
後半はかなり盛り上がりました。

9月後半から2学期が始まります。
でも、ササにはちょっと厳しいかも…と迷っているところなのです。
最近仕事が忙しく、果たして今までのようにお休みができるかどうか…。
継続申し込みも保留にしています。
先生はもちろん、生徒さんも素敵な方が多いので、続けたいんだけどね。

新学期スタート☆

ササの習っている英文講座も新学期を迎えました。
3年目に入る講座ですが、長編作品の原書講読なので、
まだやっと作品の半分。
先学期の最後2回欠席したのでほんとに久しぶりでした。
今日も難しかったぞ〜。
みなさんが何を議論しているのかわからない…。

授業が終了した後、先生が何やら取り出し、
出版されたばかりの著書を全員にプレゼントしてくださいました。
大好きな先生の自伝なので、嬉しいな♪
book

年賀状

昨晩自宅に戻って、届いていた年賀状をチェック。
そしたらね、ササが通っている英文講座の先生からの年賀状が!
住所を聞かれた覚えはないので、
学校事務に問い合わせて書いてくださったのでしょう。
その上、一般的なものではなく、確実にササにあてた温かいメッセージがひとこと。

ササといえば…出してないよ〜!
というか、去年喪中だったのをいいことに、
やめどきのわからない人はこの際消滅させようなんて姑息な考えで
結構な仲良しさんにしか送ってないのよ。
でも、きちんと今年も送ってくださる方が多くて、
手持ちの年賀状が品切れになっちゃった。
慌てて市販品を買ったけど、まったく申し訳ない。

ササに届いているということは、
先生は生徒全員に書いてくださったわけで、
かなりのお歳の先生がいつまでも美人さんで素敵なのは
こんな気持ちをお持ちだからなんだなあと実感。
見習わなくちゃね!

NHK「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド」

先日なにげにテレビをつけると、
いきなり『ジェイン・エア』の本が映りました。
あれあれ?この番組なに?って見ていると、
作家の池澤夏樹さんが本を紹介する番組のようです。

今回取り上げるのはジーン・リース作『サルガッソーの広い海』。
ササ、読んだことありません。
『ジェイン・エア』を裏返す作品ということでした。

『ジェイン・エア』で、主人公のジェインは
家庭教師として務めるお屋敷の主人、ロチェスター氏を好きになるのですが、
ロチェスター氏には、実はお屋敷の奥に幽閉する狂気の妻がいるのです。
「見た目も酷く、植民地生まれで」と狂気の妻を描写するところがあって、
ジーンはこの、悪意を持って使われた「植民地生まれ」という表現に反応したのです。

『サルガッソーの広い海』の主人公アントワネットは
イギリスの旧植民地ジャマイカ島生まれで、
女性、イギリス人、白人でありながら貧しい…などの意味で弱い存在。
元奴隷たちの襲撃など様々な運命を経て
イギリスから来た男性と結婚し、イギリスに渡る。
憧れていたイギリスだったが、いつの間にかバーサと呼ばれ、屋敷の中に閉じ込められ…。

そのイギリス人男性がロチェスター氏であり、アントワネットが狂気の妻である
と読者が気づいたところで、『ジェイン・エア』と結びつくわけです。
悪くばかり書かれている狂気の妻の視点で物語を紡ぎ直す。
やられた!って感じですね。
実際に植民地生まれの女性である作者ジーンが
その不安定な境遇と、社会の偏見、それに対する怒りを
こうやって仕返ししたのね。

国家、民族、階級、宗教、文化、歴史…
外国の小説や映画には、その背景が深く関わっています。
それって日本人にはなかなか理解が難しい。
なので、その複雑な結び目を解いてもらうと「はぁ、そうだったのか」
と素直に感動します。
そんな奥深さが好きなのです♪