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THE COLLECTORS 「ロックンロール イースター 2024」@福岡

■日時:2024年3月3日(日)16:30
■会場:ライブハウスCB

ここのところトモフスキーに浮気してるもんだから
いや、たまたまタイミングが合わなかっただけだけど
3年ぶりのコレクターズ。

いつもは親不孝のDRUM系だったのに
sasaは初めてのCB。
入ってみると、ええ~!中はギュウギュウ。
隙間なくお客さんがいます。

なんとチケットソールドアウトらしい。
リーダーご機嫌♪
広めで隙間空いてるより
狭くて詰まってる方が気分いいかもね。

最新作から2年ほど新譜も出てないので
これまでの新旧から幅広いナンバーたち。
最近の曲はあまり聴いてないんだけど
生で聴くと名曲多いなあ。
リーダーは変わらずいい声だし高音もキープ。

トークもリーダーの振りに対して
コータローさんの返しが絶妙なんだよなあ。

お客さんはねえ、いつのまにか男性比が上がってて
女性の方が少し多いくらいじゃないかなあ。
このかっこよさは男性にも響くのか。

1時間45分くらいで本編終了で
15分アンコールで2時間くらい。
ときどきあえて外してくるけど
今日はちゃんとお約束の
『世界を止めて』と『僕はコレクター』」で締めてくれました。

『世界を止めて』は一番売れかけた曲で
頑張ったけどブレイクしなくて、
大学生から聴き続けてきたコレクターズなので
それぞれの曲に自分の人生も振り返って泣ける。

どんどん涙腺がゆるくなる。

映画『QUEEN ROCK MONTREAL』


祝誕生日、というわけでもありませんが、
ちょうどよいタイミングだったので映画へ。

Queenの1981年のモントリオールでのライブを
IMAXサウンドでライブ体験。

大好きな「Somebody To Love」や「Love of my life」
の他、「Bohemian Rhapsody」「We Are The Champions」などの大ヒット曲
もきっちり。

フレディの気持ち悪さも全開で
大画面だけにMAX!

よく考えれば、sasaはホンモノQueen知らずの
ラミのフレディに慣れてるので
ここまで気持ち悪くはなかったのです。
セクシャルダンスも白いパンツも
怖いものみたさで中毒性がある。
白いパンツに上半身裸ってだけでも気色悪いのに
その後、白い短パンに野球帽になったからねえ。
このセンスは一体何なんだ!

それでも歌唱力が圧倒的だから歌が自由自在なんだよなあ。

だれかあの衣装に注意しなかったのかと思うけど
あの歌の力で見過ごすしかなかっただろうなあ。

そして、ホンモノのブライアンのギターと
ロジャーのドラムは凄まじくて
ソロも多くてアピールしてくるのね。

ドラムって奥の暗いところにいるイメージだけど
ロジャーはセンターに高くそびえ立つ位置にいます。
ドラムも叩きまくり。

ブライアンは音を響かせながらも
フレディの様子をしっかり見て合わせていて
好き放題のフレディを大人のサポートしている。

スタッフたちの動きも見事で
ピシャリのタイミングでフレディにマイク渡すし
音の入れ替えも見事。

そんな中、sasaの推しのジョンは
表情変えずアピールもせず
職人のように黙々とベースを弾いています。
ソロコーナーもなく、
少し目立ったといえば
自分の作った「Another One Bites the Dust」の
冒頭のリフでスポットライトが当たったくらい。
動きも少ないから汗かかないのか
最後まで衣装替えもなく同じ水色のピタッとした上下。

帰り道で旦那が「ギターとドラムに比べて
あのベースは仕事が少ない。
コーラスも歌ってなかった」とディスってきた。

いや、そういうところがいいんだよ。
ボラプでもロジャーとブライアンが感情的になるところで
ジョンがまとめてたじゃん。

ポストカードいただきました。

王子登場@NHK『ブギウギ音楽祭』

再放送で『ブギウギ音楽祭』。
朝ドラ『ブギウギ』は録画までして楽しみに観てますよ。

初めて拝見したコトリンゴさん。
こういう方なのね、そしてご本人も歌うのね、
なんて全く無知だった。
正直、コトリンゴさんとのアルバム『Greenville』の曲
ラジオやテレビで数曲聴いたけど
あまり好きになれず。

*「ラッパと娘」真彩希帆
趣里ちゃん上手だなあと思ってたけど、
やっぱり本職は違うなあ。
宝塚と言っても全員が上手なわけでもない中、
真彩さんのステージは歌もパフォーマンスもさすがでしたね。

で、王子とコトリンゴさん登場。
*「銀座カンカン娘」コトリンゴ
雰囲気ある方なのねえ、アレンジ変えて自分の曲のよう。

*「胸の振子」井上芳雄
こういう世界合いますよねえ。

*「蘇州夜曲」井上芳雄・真彩希帆
名曲ですねえ。
番組内で昆ちゃんが歌うのもとても素敵でした。
パーフェクトなお二人ですので、
音階の上下が激しいのにぴったり合わせ、
ハモリはさらに美しく。

4月のby MYSELFコンサートは両日行く予定なのですが
やっぱり『Greenville』聴いてないとマズイよねえ。

王子ベートーヴェン@ミュージックフェア

録画してたミュージックフェアを見返す。

観劇前に予習で観てていいなあと思っていた。
ベートーヴェンの楽曲に歌詞をのせるのも
違和感なかったし、
まあ、これも王子が作り上げる説得力のなせる業。
クラシックで正統派に歌い上げるから
きっちり声楽を学んだ王子にはぴったり。

オペラ歌手ほどの声量はないから
かといって普通の歌手ならあんなに包み込む必要はないから
王子がミュージカルを選んだのはベストな選択だったなあ。

テレビだから先日の舞台ほどの大音量でもなく
カメラの先の観客に向けて届けてくれてちょうどよい。

さすがの歌唱です。

藤田真央 ピアノ・リサイタル


■日時:2023年10月18日(水)19:00
■会場:アクロス福岡
■曲目:
ショパン
ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 Op.26-1
ポロネーズ 第2番 変ホ短調 Op.26-2
ポロネーズ 第3番 イ長調「軍隊」Op.40-1
ポロネーズ 第4番 ハ短調 Op.40-2
ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44
ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」Op.53
ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61

リスト
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

クラシック詳しくないけど
真央くんには行くようにしている。
なんといっても愛らしい。

それも今回はショパンというから楽しみ。
真央くんの「英雄」が聴けるだなんて!

客席はやはりおばちゃん層が多くて
登場した瞬間から「可愛い」の声。
いつもの感じでヘロヘロっと現れて
着席するといきなり弾き始めた。

ショパンですのでドラマティックで聴きやすく
いよいよ「英雄」!
長男が受験ぎりぎりに挑んでたけど
そう簡単に弾けるわけではなく
間に合わなかったのよ。

真央くんは、来るぞ来るぞ~!の
あの有名なフレーズをジャジャーンと勇ましく弾くかと思ったら
そこさえもとてもきれいな音で弾いたのだった。

各曲ほとんど間を空けることなく連続して弾く
これって「アタッカ」というのだね。

そして、一番美しかったのがアンコールの
チャイコフスキー「遠い音」。
真央君の魅力全開のキラキラした音でした。