Category Archives: おでかけ・イベント

大阪へ

プロペラ機に乗って大阪へ

目的は2つありまして、
まずは長男の新居訪問。

伊丹空港からモノレールで新居訪問。
車が混むので空港までは迎えに来てくれなかったものの
駅に着いた時にはお迎えにきていた長男。

こういうことする子じゃないので大人になったなあ。

荷物を置いて、行きたかった今城塚古墳へ

先日の九州国立博物館の「古墳展」にも
ここからの埴輪が来ています。

家、人物、動物など200点以上の形象埴輪が
整然と並んでいて、
大王の埴輪まつりが再現されています。

の後、長男宅でお昼をごちそうになりました。
お嫁さんが頑張って用意していたビーフストロガノフ。

実家暮らしだったお嫁さんは野菜の水切など
まだまだだったのは否めないけど、
夜勤もあるのによく頑張ったね。
お片付けが苦手なのも同じく苦手なsasaには好印象で、
片付けしたらしい。


近くの美味しいプリンも用意していて
いい時間でした。
とりあえず仲良く過ごせているようで安心しました。

有田陶器市2025


いつもの友達が今年は帰ってこれるというので
有田陶器市行ってきました。

アリタセラに車を停めて、
シャトルバスで有田駅に移動して、
乗り換えて「大イチョウ」まで行き、
沿道に並ぶたくさんの陶器店を見ながら歩きます。

途中、手塚商店で大好きなごどうふ黒蜜(300円)で休憩、
お昼は陶悦窯さんのショップでスパイスキーマカレー(1500円)。
有田カレーでミルクシェイク(800円)を二人で1個。
※全く写真撮ってない。

同級生なので二人とも同じ歳でして
無理せず休み休みです。

見るだけで楽しいので、1個も買わないことも多いのですが、
今年はこんなに散財しちゃいました~!

と言っても、ほぼ100円。

左奥の平たい長方形が200円、
蕎麦猪口700円のほかは100円です。

ありゃりゃ、なんか似たものばっかりになってるな。
ついつい白×青を選ぶんだよなあ。
物は増やさないようにしてるので、
手持ちの欠けがあったり気に入らないデザインの食器と
入れ替えを考えながら選びました。

大好きなcocosaraさんでピアス

左1200円、右1300円。

以前は有田焼のアクセサリーはcocosaraさんくらいでしたが
今年は増えてました。

講演会「芥川賞を語る」


■日時:2025年4月25日18:30
■会場:西南学院大学チャペル
■登壇:平野啓一郎氏、鈴木結生氏

『ゲーテはすべてを言った』で芥川賞を受賞した
西南学院大学大学院生である鈴木氏の祝賀講演会。
本読まないけど講演会好き。
応募2200人の中から当選いただき行ってまいりました。

23歳で芥川受賞、福岡にゆかりがある(鈴木氏はsasaと高校同じ)
という共通項のある二人。
無茶苦茶面白かった。
平野さん、思った以上によく喋る。
そしてその言葉選びは秀逸でたまらんっ!

鈴木さんの祝賀会として、誰に来てほしいか聞いたところ
平野さんを挙げたそうです。

鈴木さんという作家の登場をどう感じているか?
の質問に対して、自分の作品『葬送』を挙げながら
「ドラクロワは絵が完成した時に招待状を若者に送っていて
あの年齢になれば若者に評価されたいと思うのでは?
と思っていたが、実際自分がそういう年齢になると
やはり思っていた通りで、
なので、今日は鈴木さんという若者に呼んでもらって嬉しい」
というなんとも美しい導入。

鈴木さんの作品については
「アカデミックで閉ざされたようでありながら、
フェイクニュースといった今の問題も取り入れている。」
「現実の世界で満たされない苦悩の人が
自分の実在の危機から脱するために書くのが小説家
という場合が多いのに、
鈴木さんの作品は明朗」

審査員としては
「芥川賞のレベルは上がってきていて海外からも注目されている。
日本の文壇が新しいと感じ、読んで欲しい、世界に出したい
と思う作品を選ぶ」

鈴木さんから「平野作品はオーディブルが多いですね」
平野「声優さんは抜群に読み方がうまい。
自分でもあんなには読めない。
印税が増えてるので確実に需要が増えているのはわかる」

平野さんの文体は森鴎外の影響を受けている。
言語にならないものを形式的安定感におさめたい。
三島由紀夫も自分のナイーブな部分を森の文体で克服しようとした

「小説家というのは自分の才能との恋愛関係のようなもので
鈴木さんのような受賞直後はハネムーン
→苦悩の時期
→のりこえる
→銀婚式

鈴木さんは平野さんに倣って最初は3部作でスタートした。
トルストイ→ゲーテ→ディケンズ。
長編が書きたいが、地力をつけるために短編書こうかな
平野「短編は実験ができるけど、しっかり長編を書いた方がよい」

と言いつつ最後に鈴木さん
「6月に新刊出ま~す」
これは短編集のようだな。

ミュージカル 『昭和元禄落語心中』


■日時:2025年4月22日(火)
■会場:福岡市民ホール 大ホール 22列サイド
■出演:山崎育三郎 明日海りお 古川雄大 黒羽麻璃央 中村梅雀
    阿部裕 村井成仁 ほか

人気漫画をもとにしたオリジナルミュージカル。
いくさぶろ君が企画から入ったようです。

落語の師匠(中村)のもとに弟子入りした信→助六→初太郎(山崎)と
坊→菊比古→役も(古川)が切磋琢磨しながら稽古に励み、
みよ吉(明日海)と菊比古との恋愛や別れ、
後の初太郎との結婚から悲劇へ。
のストーリーを初太郎(黒羽)が回顧する。

いくさぶろ君苦手だし、
あまり乗り気じゃなかったんだけど
思ったより面白かった。

最初が落語の『死神』から入るのが
それってトート閣下じゃん!
って苦笑したわ。

新しいホールは先日の加来さんの時も思ったけど
やっぱり響き過ぎ。
特に響かせがちのいくさぶろ君の声は
割れて二重に聞こえるんだよね。

古川くんはその塩梅を知ってか知らずかちょうどいい。

そして古川くんは洋も似合うけど和装も妖艶。
どっちもハマってます。

雰囲気はちょっと井上ひさしさんの音楽劇のイメージがあった。
日本発という意気込みは素晴らしいね。

美しき藤

藤を見に「八女黒木大藤まつり」
ひろばが設けられて、屋台も出てました。

今年初めて調べたけど、ここの藤、有名なのね。
あらためて見ると、
藤って下方にいくにつれて房が小さくなるから
自然とグラデーション。
和風の美だね。

そしてこちらが有名な黒木の大藤。
苔もついた幹の動きが日本画のよう。

古い街並みをブラついて

近くのグリーンピア八女で

もう一つのシーズンである
シャクナゲ。


ツツジはあんまり好きじゃないんだけど、
シャクナゲになると一気に可愛いわあ。

こちらの枝垂れてるのは
サトザクラというらしい。