
■日時:2026年3月28日(土)14:00、30日(月)13:00
■会場:東京芸術劇場 シアターウエスト
■出演:
石川湖太朗 (サルメカンパニー)
那須凜 (劇団青年座)
松橋京子、近藤隼 (UAM)、納谷健 (ワタナベエンターテインメント)
古口圭介 (夜の樹)、佐藤雄大、投元ひかり、横堀悦夫 (劇団青年座)
福地教光、林竜三、中島ボイル、松戸デイモン
(A)難波なう (ルビーパレード)、西村優子 (サルメカンパニー)
井上百合子 (演劇集団円)、久留飛雄己 (劇団青年座)
宇野愛海 (jungle)、西堀文 (合同会社Bunetté)、遠藤広太 (サルメカンパニー)
藤尾勘太郎、小幡貴史、國崎史人
(B)小黒沙耶 (サルメカンパニー)、今村美歩、松原もか、
村田洋二郎 (オフィス・メイ)、楠友葉、遠藤真結子 (サルメカンパニー)
大西遵、丸山輝、柴田元、家入健都
若き才能石川湖太朗率いるサルメカンパニー。
観劇はこれで3作品目です。
福岡公演があるわけもないのでいそいそ遠征して
2公演拝見しました。
史実を基にした作品が好きだということがわかってきた。
今回は1920年代、アメリカ・オクラホマ。
そこに暮らす純血のオセージ族は石油の発見で巨大な富を得て
「世界で最も裕福な民族」と呼ばれるようになる。
だが、それは欲望をよび、次々と殺人が起こり、
本人たちにも不協和音が生じていく。
実際かなりの数のオセージ族が殺され、その真相は闇に葬られたらしい。
主演は4姉妹の次女モリ―。
安定の那須凛さんでした。
那須さん、懐が深いからみんなを包み込むんだよなあ。
家族への愛が深く、金目当てに近づいてきたアーネストと
本当の恋に落ち、夫を信頼しようとしていた。
アーネストもモリ―を愛してはいたけど、
実際は毒と知りつつ、気付かないふりしてモリ―に注射を打ち続ける。
お話自体がとても面白かった。
3姉妹とお母さんのシーンが温かくてね。
衣装と言葉で原住民のイメージもうまく伝わった。
キャストはA、Bの2組あって、
これだけの人数の出演者をまとめるなんてすごいわ。
新局長役の納谷さんのシーンからスタートするのですが
なんとも憎たらしい役を好演。
口の動かし方から、スーツの着こなしまで
よくもまあこんなに厭らしく見せるなんて感心する。
ヒトラー、黒十に出ていた役者さんとサルメメンバーはもちろん
上手な役者さんってこんなに大勢いるんだよなあ。
一番心に残ったのはね、
ラストシーンで
アーネストが弟のバイロンに
「お前が車の運転手やってたら
(当初は作為的ではあれ、ここでアーネストとモリ―が恋に落ちた)
お前がモリ―と結婚したのかな?」
に対して
「そうだな、でもそしたら兄貴が人を殺さなくちゃならなかったよ」
二人とも口に出さずともそれは理解していて、
兄は弟を悪者にしたことに内心罪悪感があり
弟は兄になんとか幸せになってほしいと思っている。
金持ちの叔父のいいなりになって、悪事を繰り返した兄弟だけど
二人の絆は固かったんだ。
3姉妹と兄弟、テーマは家族愛だったのかな。
10分しかない幕間は恒例のダンス大会。
オサージ族の男たちの裸踊りでした。












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