映画『ボヘミアンラプソディー』

同世代の間で話題の映画、やっと観ました。
「泣ける~」とかいうご意見の意味がわからなかったけど、
観たらよ~くわかったよ。

クイーンのことをそれほど知らなくても大丈夫。
有名どころくらい知ってれば十分です。

歌の力がすごい。
クイーンの偉大さに圧倒される。

知らなかったこともいろいろわかる。
クイーンといえば高学歴バンドと聞いてたけど、
肝心のフレディだけは学はない。
が、その圧倒的な才能で、
後からメンバーに入れてもらったのに
加入早々から大きな顔でみんなを引っ張る。

曲作りに対する完璧主義はすごくて、
それも次々アイデア出しては全て試して、一番よいものを探していく。
そして2度と同じことはやらない。
メンバー全員が曲を書くので、幅が広い。

フレディはイギリス人かと思ってたら、
若いころはパキ野郎と呼ばれ、
インド系。
人種と前歯にコンプレックス。

最初は可愛い女性の恋人がいて、
途中でゲイに気づいて別れるけど、
彼女とは一生の友達。

で、好き放題に生き、家族と呼んでいたメンバーとも離れた後に、
自分の取り巻きの薄さに気づく。
と同時に病気も発覚。

この辺りから切なくてねえ。
強気のフレディから、すっかり萎れて頭を下げる姿はねえ。
フレディにはあくまでも自信たっぷり、大きな態度でいてほしかった。

残された時間がないとわかり、
これまで以上に高みを目指す。

そして伝説の「ライブエイド」。
そのステージの再現はすごかった。
全編歌自体はフレディ本人の歌声なんだけど、
最初は似てないと思っていたフレディ役の俳優さんが、
このステージでは、もはやフレディにしか見えない。

振付ではなく、動きのディレクターの元に作り上げたそうで、
ほんと歩き方も姿勢も完コピでしたよ。

今頃になってもっとクイーン聴きたくなった。
クイーン知らなくても、この作品には胸打たれるでしょ。

次男になにげに「クイーンって知ってる?」と聞いてみたら
有名な3曲くらいは知ってるらしい。
受験生じゃなかったら一緒に見に行ったのになあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Post Navigation