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YOUYA SHINJO『CRAZY DANCE SHOW』’Wednesday’


■日時:2017年2月18日(土)19:00、19:00、19日(日)14:00
■会場:青山スパイラルホール
■出演:吉本真悟、蔡暁強、大野幸人、横関雄一郎、新上裕也

もう2ヵ月も経ってしまったけど備忘録。

時間も経ち、印象として残っているのは、
難解でさっぱりわからなかった。

ウサギだから月?から、地球を助けに行くよ~の掛け声で
4人がポンと飛び降りる。
時期はクリスマス。

なんだか戦いや葛藤があって、
最終的に修復できてめでたしめでたしという話でもなく、
最後まで険しい顔なので、見ているのもキツイ。
シャオチャンのあのたまらない笑顔もほとんどなかった。

ダンスについては、相変わらず幸人くんのレベルアップがすごい。
フォクシー風のダンスを曲のリズムにピタリとはめてくる。
その動きがキレッキレなので、かっこいいったらない。

そして今回特に目をひいたのは横関さん。
関節のこねくり回しかたが尋常じゃなかったのです。
これまで見た横関さんの中で一番素敵。

シャオチャンは、普通に素敵でしたけど、
振付が魅力を最大限に表現するタイプではなかった。
振付・演出はTETSUHARUさんにして欲しい…。

まあ、タイトルが「YOUYA SHINJO」のSHOWですからねえ、
新上ワールドってことですよ。
アート過ぎて、凡人にはわからない。

ネットによると、アッキーも来ていたらしく、
想像力を刺激されて、そのことに新上さんも感激したとか。
アーティスト同士の話だよなあ。

実際のところ、楽の拍手はこれまでの作品より
明らかに盛り上がりに欠けた。
スタオベもなかった。
わからなかったのはsasaだけではないと思う。

並河靖之『七宝』@東京都庭園美術館


素敵な佇まいの美術館、前から気になっていたのです。
正直、展示自体にはそれほど期待していなかったのですが、
とても繊細な絵柄に感動いたしました。


技巧がとてもとても細かいのです。
絵柄には極細の罫線が入っているのですが、
これが、金属線を折り曲げて下絵の上に貼っていき、
それを枠として、その一枠一枠に塗り絵のように釉薬を詰めていく。
気の遠くなるような細かい作業。

同じ緑でも多数の色を準備してグラデーションを表現。

特に黒地に紫の藤が色が映えて華やか。

そして、この美術館で観るということは、
アールデコの建物も楽しみながら観覧するということになります。
建具や壁面など素敵な雰囲気の中で作品を楽しみました。

モーニング@café Kuromimi Lapin


ホテル近くにモーニングのいいとこないかなあ
と検索して、白金台のcafé Kuromimi Lapinさんへ。

小さな建物の二階にあります。
恐る恐る上がって行って、ドアを開けると
「おはようございます」と迎え入れてくれました。
小さな店内には、お客さんが1人。
コーヒー選んでくださいと言われても、
もともと紅茶党だし、よくわからない。

「お好みだけでもいいですよ」
と言われて、軽くてあっさりしたのをリクエストすると、
マスターが選んでくれました。

軽めを頼んだのに、結構なしっかりしたお味。
いい豆は薄く出るので、多めに使わないと味が出ないらしい。
マスターの解説付きで、他にも2種類もミニカップで試飲させていただきました。

この一見ごく普通の食パンも
天然酵母ですっごく美味しいのです。

全くコーヒーに疎いsasaに、
豆の、産地、農場、ステーションと呼ばれる加工場‥などなど
コーヒー愛で熱く語るマスターのお話は止まりません。

情熱を傾けるものがある人、それも、
それに人生かけてる人は尊敬しますね。

ヒカリエでご飯

1泊2日の東京出張。

1日目が早めに終わったので、ダメ元で後輩ちゃんに連絡したら快諾いただき、ヒカリエで夜ご飯。
観劇という共通の趣味もあり、

sasaより情報通で、日頃から王子ネタも教えてもらってます。
テキトーに入ったお店で、お料理は普通に美味しかったのですが、
最後に食べたリゾットが、芯が残りすぎでお腹が痛くなり、

ずっと気になっていて、やっと入ったロクシタンのカフェも
美味しいポットティーを残して退散することに‥。

ひどく残念なり。

吉田博展@久留米市美術館


以前、日曜美術館で見てからずっと行きたかった展覧会。
母と行ってきました。

前石橋美術館が、今年から久留米市美術館となっております。

20日閉会なので、館内はいつもより人多し。

とにかく作品点数が多くて、それも、デッサン、水彩画、油絵、版画
と幅広い。

お目当ての木版画が出てくるまでもたくさんの作品がありました。

版画のペタンペタンとした色の乗せ方が個人的に好みなのと
まっ黒ではない、微妙なトーンの黒の線が繊細。
渋い色合わせも素敵です。

山がテーマのものが多く、
空の色のグラデーションが美しい。

商売の才覚もあるのではと思ったのは、
結構外遊もしていて、その時に、
これはいける!と思った自分の作品をガーッと持って行って
それがちゃんと売れて資金になっている。

ダイアナ妃にも愛された版画ということで注目していたのですが、
経歴を見ていくと実は高校の先輩だった。
高校在学時に知っていれば校内に作品あったかもしれないのに…。

sasaは満足だったのですが、
今週、佐賀県立美術館に「池田学展 The Pen ―凝縮の宇宙―」を見に行っていた母は
その迫力に圧倒されていて、少し物足りないようでした。
でも、そちらも20日までなので行けないなあ。