次男の先生は毎日宿題が多く、
音読もほとんど毎日。
これ、実は聞いてやる親のほうも結構負担だったりするんだけど…。
昨日から国語『ごんぎつね』となりました。
新美南吉さんの有名な作品ですね。
やりきれない結末の悲しいお話です。
この作品で「クラス一の読書家」と言われる次男が注目したのは・・・・
「ごんぎつねって『子ぎつね』なのに、
自分のこと『わし』って言うっちゃんねえ。」
また続きをしばらく読んで
「ここでは『おれ』って言うんやけど。』
・・・・・
確かに子ぎつねが「わし」って言うのは変だよ。
でもさあ、この作品で君の心に触れたのはソコなのかい?
sasaさん、ナーイス・突っ込み!
ちなみに、中国地方では小さな子供でも
自分のことを「わし」と呼ぶことがあるそう。
次男、この「わし」が気になって仕方ないらしい。
ちなみに、長男もこのお話覚えていて、
ごんぎつねが舌打ちするところで、「ちぇっ」ではなく、
「ちょっ」というのがいまだに引っかかるらしい。
そう言えば、知り合いの小学校低学年の子供が
「本を読んで、その中の場面を絵に描く」という宿題を
なかなかしないので、「お母さんが読んでやるけん、
絵を描きなさいっ」と読んでやったら、「本を読む
お母さんの絵」を描いたのでびっくりしたという話が
あったなあ。
フランス語の先生がご自身の子供に、『星の王子さま』で
どこが一番面白い?と尋ねたら、「酔っ払いの星の
酔っ払い」と言われて意表をつかれたという話も。
子どもって変なところに注目するもんね。
考えてみると、小学校の国語って結構悲しいお話多いわ。
聞いてて涙出そうなのもあるのに、
子どもたちはケロリンと音読してるから困りもの。
教える先生は大変だと思うわ。