劇団四季『オペラ座の怪人』


◆日時:2012年3月24日(土)
◆会場:電通四季劇場海
◆キャスト:
オペラ座の怪人:高井治
クリスティーヌ:笠松はる
ラウル:飯田達郎
カルロッタ:河村 彩
メグ・ジリー:中里美喜
マダム・ジリー:横山幸江

20年以上前にロンドンで観てミュージカルが好きになり、
それ以来ずっと大好きな作品『オペラ座の怪人』。
四季には不慣れ、キャストも初見なので、さあどういうことになるのでしょう?

まずは、最初のカルロッタから『Think of me』を引き継ぐところ。
クリスティーヌの真価が問われる大事な歌い出し、
こっちも緊張するわ。
どう出るクリス!

わお☆笠松クリスティーヌ素晴らしい!
おどおどしてるクリスらしく、とてもひっそりと歌い始めるんだけど、
正確な美しい歌声。方向としては沼尾さん?
これはきっちり声楽をされた方なんだろうと思ってたら、
やはり東京藝術大学出身の方なのね。
歌が完璧だから安心して世界に浸れます。

高井ファントムは、なんともエロティック。
嫉妬に燃えるところもいやらしさに溢れてる。
ただ、大好きな『Music of the night』の最後がぶれちゃった。
ここ、かなり残念。
あまり調子は良くなかったのかな。

飯田ラウル、う〜ん、歌の印象はあまり残っておらず、
やけに老けてみえるのが、個人的には…。
見た目判断でごめんなさい。
ラウルはとりあえず、王子様キャラであってほしかったのよ。

そして、第2幕はなんといっても『マスカレード』。
期待して観るわけだけど、それでも、何度観てもいいわなあ。
豪華絢爛極まりなく、これこそ舞台芸術の醍醐味!
そして、今更ながらに「へえ、そうだったんだ」という発見も多数。

sasaは結構観てるので、シャンデリア落下とか、
ファントムが天井に潜んでることとか既知なんだけど、
初見の子どもたちにはちゃんと見せてあげたかったな。
1階後方席だったので、上空の2階席で見切れてしまい、
途中から視界に入って???な状態だったの。

収穫はなんといっても笠松クリスだったね。
福岡だったら絶対リピしてるわ。

4 Thoughts on “劇団四季『オペラ座の怪人』

  1. なるほどぉ。
    予習完璧だから、やっぱり行くことにしちゃったよ!6月だけど。
    報告するね♪

  2. ★takiちゃん
    わぁい☆行くことにしたんだ。
    CDのクリスティーヌより絶対いいと思うよ。
    お席は前方かしら?ステージも美しいから堪能してね。

  3. ゆう on 2012年4月16日 at 6:39 PM said:

    オペラ座の怪人のレポ待ってました
    私が見たときは高井ファントムに佐野ラウル高木クリスティーヌでした

    映画でみた25周年の印象が強かったのですが演出が同じところもあったり映画ではアップなんだけど舞台はすべて見渡せるのでアップの陰に隠れたアンサンブルの演技が見ることができて楽しかったわ

    ソンダンで高井さんの声にヤラレてリピートして
    やっと本物のファントムが見れたわ
    オペラ座の怪人は音楽が好きなので私も東京にいたらハードリピーターになっていたかも
    演じる人で違うのでしょうね

  4. ★ゆうさん
    大変お待たせしました。1ヶ月近く経っちゃいましたね。
    高井さん、ソンダン出ていらしたんですね。
    ソンダン、今になると、気になるキャストが多数ご出演だったようで、
    見逃したのが残念…。
    クリスティーヌとラウルのラブラブぶりを影から見つめる嫉妬心が
    ねちっこくて味がありました。
    歌もかなり自己陶酔でいいですね。

    オペラ座はヴァンパイアにはまるまではダントツ1番好きな作品でした。
    あの音楽は最高峰だと思っています。
    ヴァンパイアは別の意味での最高作品ですけどね。

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