映画『レ・ミゼラブル』3回目 追記

しつこくてごめんなさい。
まだいきますよ〜!

〈気になる疑問など〉
*工場シーンでどうしてフォンテーヌはピンクのドレスなんでしょう?
背丈もあるからアンは目立つし、ピンク色のために変に浮く気がするのです。

*ジャベールが着任した時、マドレーヌがロザリオを渡すのだが、
これは後で登場するのか?またはどういう意味があるのか?

*これはミュージカルの時から気になってたんだけど
『Who Am I?』で胸の刻印を見せるよね。ということは、
身代わりに捕えられた男の潔白は刻印がないことで証明できたのでは?

*ジャベの制服が明るいブルーからダークに変わっていくのですが、
後半で帽子を縦に被っているのは、地位の違い?

*コゼットがバルジャンのシャツの袖をめくろうして慌てて隠す
これって手首辺りに刻印があるってこと?

子どもの頃読んだきりで、小説の記憶がほとんどない。
〈ネットでチラ聞きして納得したことなど〉
*マリウスが拾うコゼットのハンカチは小説では大事なモチーフ
*バルジャンたちを助けてくれたフォーシュルヴァンさんの名前を偽名にする
*バルジャンの告白の後、マリウスは敬遠してしばらく距離をおく。
 ミュージカルの時から感じていた、告白の後、いきなり結婚式→
 テナの話で大きく反省→バルジャンの元へ
 の流れが違和感ありだったので、理解できました。

〈作者の意図〉
*宗教観
バルジャンが生まれ変わるのも、ジャベが天空を見上げるのも
マリウスへ告白するのも、随所に十字架が登場します。
教会シーンも多数あり、「神の御心」や「赦し」などの言葉も。
なので、宗教が大きく関わっているのだろうと推測されますが、
その辺りの理解は手が出ず…。

*学生たちの革命
どうして学生たちが市民にあっさり裏切られるのか、
ここもミュージカルの時から不明だったのですが、
先日のややちゃんの話で理解に近づきました。
ユーゴーは、戦いでは何も解決しない、という考えで、
学生たちの動きには否定的。
確かにこの作品のテーマは「愛」や「赦し」。
なので、アンジョはかっこよく描かれていますが、
最終的には援軍は来ず「市民は来ない」のも納得。
ジャベの「学生の裁判、笑わせるぜ!」もユーゴーの代弁かと。

自分でもどんどん深みにはまっているなあという感じ。
不明点もどんどん湧いてくるので、みなさまにご指南いただけると嬉しいです。
みんなで集まってレミ会でも開けると楽しいのにね。

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