先日の映画の日に、すぐ近くの県立美術館へ。
あまり話題にはなってませんが、人気の画家がずらりです。
中でも目玉はゴッホの『アルルのはね橋』。
チラシを見た時点で、きっと晴れやかな青空なんだろうと思いながら出かけたのです。
先日のモネ展でも思ったけど、メイン作品というのは、会場内でも輝いています。
が、近づいてよく見るとですね、
この青空は、決して爽やかな水色ではなく、
どちらかというとグレーっぽい、一部紺色も混ざった深い空で
「青空」なんていう単純なものではなかったのです。
白く描かれた雲も、絵具をたっぷり使ってぐるっと跡の残る筆致。
そんな中、はね橋自体は細い黒で細かく描かれてて
この細やかさが愛らしい。
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