■日時:2017年2月11日(土)12:00 1幕80分、休憩20分、2幕80分
■会場:1階M列サイド
■出演:
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック :中川晃教
アンリ・デュプレ/怪物:小西遼生
ジュリア/カトリーヌ:音月 桂
ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド:相島一之
エレン/エヴァ:濱田めぐみ ほか
韓国発のミュージカル、おそらく初めて。
これでもかと内容詰め込んでて展開が多く、
濃かった~!
歌は、音程の波がすごくて揺れます。
きっととても難しい曲なのだと思う。
基本、アッキーが見たくて取ったキャスト日でしたが、
いやいや、これ、主役小西君?って思うほどの熱い怪演でした。
オープニングのシーンから、所謂パンツ一丁で登場。
そのあられもない姿で、身をよじらせてのたうちまわる。
小西くんといえば、お坊ちゃまマリウスとか、
「ジェーン・エア」でもスーツがお似合いだったし、
品のいいイメージだったのですよ。
それが今回は新境地じゃないですか?
歌のシーンもアッキーより多かったと思うのよ。
お友達の話によると、加藤くんは歌がイマ一つということだったから
これは小西くん、上っていくのでは?
アッキーは、2幕のジャック役はハマってたんだけど、
主役のわりに歌披露が少なくて、アッキーの歌唱力がもったいない。
1幕始まった時に、アンサンブルの合唱でもなんだか音がくぐもってて
台詞も聞こえにくかったの。
アッキーの歌でさえ、なんだかボンヤリしててキレがない。
が、そんな中登場しためぐ様。
歌声響き渡りましたよ。
格の違いを感じました。
2幕なんて、怪しい芝居小屋のマダム役。
凄まじい迫力で怖いわあ。
音月さんも歌うまいわぁ。
宝塚といえば、高音はきれいに出るものの、
低音がきっちり歌えないイメージだけど、
音月さん、どの音域も安定感ある。
メインの女優さんお2人が完璧だったので、安心できますねえ。
壮麻さんは1幕のルンゲでは、登場人物の中で一人コメディアンで、
2幕ではハリボテみたいな恰好ながらもダンスしてて
とてもチャーミング。
不気味な感じなのだろうとは思ってたけど、
予想以上に悲しいお話でした。
ビクターもアンリも辛い…。
最後も誰一人救われず…。
今日がアッキー×小西キャストの千秋楽だったそうです。
カテコではがっちり手を組んでました。
一緒に作り上げた同志!ってことですね。
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