■日時:2017年12月16日(土)13:00 1幕95分 休憩15分 2幕80分
■会場:北九州芸術劇場 中劇場 E列16
■作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演:三宅弘城、大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ
峯村リエ、村岡希美、藤田秀世、廣川三憲、木乃江祐希、小園茉奈
水野美紀、遠藤雄弥、マギー
大好きなナイロン久しぶり~。
今回は、お金持ち家族と貧乏家族が入れ替わるお話。
いつもの「ナンセンスコメディ」ではなく「不条理喜劇」。
正直、あんまり違いはわかりません。
まあ、不条理なことだらけでお話は進みました。
「私、結婚するの」と言ってる貧乏側の娘は、
まだそのお相手である金持ち側の息子と会ったことさえない。
実際、家に入ると、息子ではなく、父親と結婚。
お母さんは追い出される。
貧乏家族は本当の家族ではなく、
集まって来た貧乏人たちで何の役をやるか決め
お婆さん役を買って出たのは実は男性。
時間経過とそこでのやり取りも巧妙に設計されていて巧いっ!
オープニングのプロジェクションマッピングもカッコイイ!
ケラが敬愛している別役実さんのモチーフが散りばめられているとのこと。
以前、江本明さんの舞台を見た時と同じような電信柱には気づきましたけど。
「そこどうでもいいやん」にチマチマ執着するのがナイロンの好きなところですが
今回は、そのポイントがsasaの好みとは少しズレてました。
ちょっとうっとおしくなってしまった。
というか、お気に入りがヨーロッパ企画にシフトしたのかも。
客演の水野真紀さん、いい感じでハマってました。
みのすけさんのモッタリ感もいいなあ。
峯村さん、村岡さんは声の出し方が好き。
三宅さん、大倉さん、犬山さんは盤石だしね。
テーマもよくわからなかったけど、好きなのは確かです。
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