KERA・MAP #008 「修道女たち」

■日時:2018年12月1日(土)13:00
■会場:北九州芸術劇場 中劇場
■出演:鈴木杏、緒川たまき、鈴木浩介、伊勢志摩、
伊藤梨沙子、松永玲子、みのすけ、犬山イヌコ、高橋ひとみ

大好きなナイロン。
観ている間は楽しいんだけど、
で、結局なに?
とわからなかった。

女性全員がシスター。
国王からの迫害を受け、仲間のシスター43人は毒殺されたという
不穏なスタート。

毎年イベントを行う聖地の山荘へと向かうが、
もちろんここで歓迎されるわけもなく。

宗教がモチーフなので、
きっと「信じる」とか「救い」とかがテーマなのだと思う。
「悔い改めます」と反省し、
「ギッチョダー」と十字を切る。
修道女たちを殺さなければ村を焼き払う
と命じられた村人たちのために
毒が入っているかもしれないワインを飲むと決めた6人。
この決断をしても、国王の迫害なのだから、
村の運命は変わらなかったと思う。
この辺りが鍵なのだろうと思ったのだけど、
結局わからん!

まあ、お目当ての緒川たまきさんはさすがだったわ。
あの不条理を言い切る男前ぶりがいいのよねえ。
例えば「1+1は3ですよ。3なんです」
とあの美人にすっぱり言い切られると
はあ、そうですかと言わざるを得ない感じ。
有無を言わさない堅固さがあるのです。
喋り方も品があって大好き。

役者さんはみなさん素晴らしかったけど、
鈴木杏ちゃんやっぱり上手。
今回は頭の少し足りない、純粋無垢な少女役。
とっても可愛かった。

客席にはケラさんがいたらしい。
理解のヒントを少しでもいただけたらいいのになあ。

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