舞台『印獣』

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出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太
   三田佳子
作 :宮藤官九郎
演出:河原雅彦
で、
舞台は嘉穂劇場
となると「役者は揃った」ってところでしょうか。

森の奥の洋館に招待された3人の作家(生瀬、池田、古田)。
館の女主人長津田麗子(自称大女優)に地下室に閉じ込められ、
彼女の自伝を書くように命じられます。
その報酬は夢のような印税生活。
さて、なぜ彼らが選ばれたのか。自伝は書き終わるのか。

池田さんは存じ上げませんでしたが、
生瀬、古田ご両人が一筋縄ではいかない役者さんであることは周知ですよね。
そこに突如として現れる三田佳子。
三田さんの存在感、凄まじかったです。

こんなへんてこなお芝居のオファーを受けたことだけで
「大女優」の器の広さを感じます。
ラップを踊ったり、かぶり物をしたりして思いきってはじけ、
終始イジられ続けますが、とてもチャーミング。
すごいわ、三田佳子。

お話の方は、狂気が最後の方で長津田麗子から他に移り、
ちょっと訳わからなくなって終わっちゃいました。
もう1回見てしっかり理解したかったけど、
幸か不幸か今日は大千秋楽。

カテコでは生瀬さん、三田さんからご挨拶があって、
最後は客席と全員での三本締めで終わりました。

客席には河原雅彦さんの姿もありましたよ。

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