◆日時:2011年10月21日(金)18:30
◆会場:キャナルシティ劇場
◆演出:蜷川幸雄
◆出演:吉田鋼太郎、安蘭けい、池内博之、橋本じゅん、
中川安奈、熊谷真実、井面猛志 ほか
ダメもとでのぞいた「ぴあ」でラッキーにも良席をみつけ、
お席に座ってきました。
全く予習なく、世界史知らないし、無理かも…。
で、実際・・・・・
眠かった。
シェイクスピアだから台詞劇というのはいいんだけど、
ただただ言葉の応酬で、笑いがないんだも〜ん。
吉田鋼太郎さんは素晴らしいし、初見の安蘭さんもかっこよく、
橋本じゅんさんはシェイクスピアでもあんなに存在感あるのね。
でも、ちらちら安蘭さんが、恋に狂った台詞を責め立てるくらいで
あとはいたってノーマル。
『じゃじゃ馬』の筧さんのような面白さではなかった。
なので、内容はおいといて、
今回の目的は井面さんだったのですが、井面さんは良かったよ〜♪
えりかさんに細かくご指南いただいていたので、
その通りに全ての出演シーンをチェック。
出て来る出て来る〜登場回数がすごい。
その度に違う役だし、セットの移動とか黒子的役もしているので、大忙し。
アンサンブルさんって、あんなにフル出場なのね。
落ち着いてじっくりひとつの役を演じ込むより、
切り替えが早くて器用にいろんな役を演じられることが必要なのかも。
覚え書きの意味もあるので、井面メモつけておきます。
*オープニング:出演者全員でカテコのように並んでご挨拶。井面さんはなぜか紺色のジャージ姿で下手側。出て来てすぐ発見できたよ。
*ローマの将校:占いが行われている周りを冷やかし風にうろつきながら、ワインのピッチャーを持ち、みんなについであげます。ときどき葡萄をほおばる。酒に酔いしれて楽しそう。
*使者:上手側通路を一番後ろからダッシュで駆けてくる。これ、2回あり。
*海賊:ぼさぼさの髪の荒くれ者風。船のオールを大人数でこぐのだけど、下手側一番後ろでよく見えず。その後、前方に移動して、なぜか鎧を脱ぐ。上半身裸で酒を飲んだり、寝そべったり。さすがにアクション俳優さん、引き締まった体がきれいです。
*エジプト人召使い:え?こんなカツラかぶるの?黒の短いドレッドヘアスタイル。う〜ん、似合わない。きれいなお顔が台無し…。アントニーが召使いたち4人に礼を言っている間、センターでずっと手を握られたまま。アントニーの有り難いお言葉に「滅相もございません」風に恐れ入る。
*衛兵:アントニーの亡骸を担架のようなものに乗せ、担いで客席通路を歩く。すぐ横を通ったよー。悲しみの台詞を言いながら。
*カテコ:パートごとでのご挨拶はど真ん中!全員の時は下手側。
全員が横一列で並ぶ時、他の方に気を遣いながら自分の立ち位置を決められます。
そして、そうですそうです、『じゃじゃ馬』の時もこの時のお顔がとても好きだったんだ。
お辞儀をする時に客席を見渡し、何度も「ありがとうございます」と小さく口を動かされるのです。少し微笑み、温かく優しい表情なのよ。
アントニーの従者になったり、シーザーの従者になったり、海賊になったり、
エジプト人になったり・・・ほんとめまぐるしい展開です。
おかげで台詞が眠たくても、寝ることはなく、井面さんに集中できました。
台詞も結構あって、お声も聞けたし。
抜けなくチェックできたと思ってたら
えりかさんからのメールで「殺陣かっこ良かったでしょ?」
え、殺陣?・・・
全く覚えてないぞ、殺陣なら忘れるはずはない。
まさか見落とした?
元JACさんですからね、殺陣を見逃すとは残念無念…。
さぞや美しかったことでしょう。
次回作はね、なんと☆宮沢りえさん、藤原竜也さん主演の
『下谷万年町物語』なのです。すごいよね。
遠征には行けないけど、福岡の空からご活躍期待しています♪
『アントニーとクレオパトラ』、
昨日だったんだ。
殺陣を見逃したかもしれないけど、
井面さんを堪能できてよかったね。
井面さんみたいな方々が舞台を
支えているんだなあ。それにしても、
あの、あっさりすっきりしたお顔に
ドレッドヘアは想像できませぬ。
★ややちゃん
あんなにめまぐるしく登場する姿に感動したよ。
役ごとに、もちろんキャラクターが全然違ったし。
英文科なのに原作読んでないのまずいよね。
ややちゃんだったらきっともっと理解できたと思うよ。