Category Archives: 英文

謎の老紳士X

p1000842

英文のクラスに4月から参加の老紳士X氏。
先生をはじめ生徒全員、中高年マダムの集まりに
男性一人で参加するなんてどういうことかしら?
とみんな静かに注目してました。

X氏の英語はかなりのもので、まるで母国語のように
当たり前に流暢に音読されます。
しばらく外国で暮らしていたのは明らか。
さて、何者?

毎学期に一度のお茶会でその謎が明らかになりました。

大学の先生? もしくは、会社の経営者?
あたりを想像していたのですが、
飛び出した言葉はなんと☆「国際連合」
はあ?

タダモノではないと思ってたけど、
そんなワールドワイドな…

「我々が世界に向けて出した警告は…」
なんて、もう話についていけませぬ。

そのX氏と、クラスで一番の才女マダムが
ササの高校の先輩であることも判明。
光栄だけど、恐縮します。
レベルが違いすぎ!

いろんな人がいてますます面白くなってきた英文学講座です。

素敵な先生

英文学の講座は、担当の先生目当てに入ったようなところがあるのですが、
通ってみて、改めて先生のお人柄の素晴らしさを実感しています。

とても頭のよい生徒さんが、先生の間違いを指摘した時でも
気を悪くされることもなく
「そうですね、そういうアイデアの方がいいですね」
と素直に受け入れるし、
他の生徒が間違えても、それに気づかないようにしながら、
そっと間違いを正してくださいます。

先日ササに音読がまわってきた時に、
名詞、名詞、名詞、名詞のように4つに区切って読んだら、
実は、3つ目は名詞ではなく、次にかかる形容詞で
名詞、名詞、形容詞+名詞のように3つに区切らなければいけなかったの。
ちゃんと内容を理解できていないからこんな間違いをしたんだけど、
それをササに言うようでもなく、やんわりと指導してくださいました。

この心遣いというか優しさというか…痛み入ります。
御歳77歳。
美人さんな上に笑顔を絶やさず、お洒落で、
誰よりも姿勢がしゃんとしていて本当に素敵☆
憧れます。

情報のアンテナ

今日は英文学講座の日。
予習が間に合わず、早めに教室に行ってお勉強してたら
向かいの席のマダムたちがおしゃべりしてました。
「えー、もう売り切れなの~?!」
「そうよ、ヤマハに1枚だけあったの」

何のお話かなあと思ってよく聞いてると、
先日、米国のピアノコンクールで優勝した辻井さんについて。
CDを買ったマダムが他の人に見せて
みんなが「いいなあ」と言ってるところだったのです。

マダムといってもね、正しく言うと結構高齢な方で、
そんなおばあちゃまが嬉しそうに、得意そうにCD持ってる様子はとてもチャーミング。
もともとピアノお好きだったみたいだけど、
今回の辻井さんの快挙のニュースを聞いて
辻井さんのピアノが聞きたいと思い、
即CD買う行動に移したのでしょう。

ミーハーでもなんでも、情報に敏感で、
気になることにきゃっきゃっ☆と食いつくのっていいと思うわ。
ぼんやり過ごしてる人よりずっと魅力的だし、
何より本人が楽しいしね。
嬉しそうに話してるのを見て、こっちまで嬉しくなっちゃった☆

Joke

今日は英文講座の日でした。
毎回、先生は軽く世間話みたいなものから始めるんだけど、
それがときどきEnglish Jokeの時があるの。
Jokeはユーモアのセンスや機知に富んでいることの証明のようなもので、
きっと英国人には欠かせないものなのでしょう。

でもさー、これ怖いよー。
だって、最後にワッハッハと笑えないと置いてけぼりになるんだもん。

先生の英語を聞きながら、
「わあー、わからんかったらどうしよう?」って焦りまくりで
ちっとも楽しめる状況ではなく、
なんとか笑えた時でも、果たしてササの笑いのポイントが正解なのかどうかは結局わからず…。
怖くて確認もできないしさあ。
Jokeといっても、とても笑える気分じゃございませぬ。