Category Archives: 音楽

びっくりのローリー登場☆

紅白番外編としてもうひとつ記事投稿。
平原綾香さんの歌の時に、ギタリストとして登場したのが
あれあれびっくり☆ローリー寺西でした。。
まさかローリーが紅白に出るなんて思ってなかったわ。

ローリーは以前、
ササの愛するバンド「コレクターズ」のライブで共演だったことがあって、
あんなキワモノだけど、ライブの時はMCは謙虚、演奏は誠実で
一挙にイメージアップしたのでした。
ローリーはもともとコレクターズのファンだしね。

公式HPをチェックしてみると
「(紅白に)感動的に官能的なギターで参加することに相成りました。」とあります。
ローリーらしいコメントですね。
ステージも金髪ながら、NHK仕様なのかお化粧控えめで
ギタリストに徹してました。

紅白ってちょこちょここんなお楽しみが転がってるのね。

クリスマスの約束 by 小田和正

12月25日恒例の番組『クリスマスの約束』。
そんなに気合い入ってるわけでもないのに、
なんとなくほとんど全回観ていると思います。

参加をお願いしても誰も来てくれなかった第一回から、
九回目となる今年は
たくさんのアーティスト共演でのすばらしいステージでした。

ここに至るまでの経緯が映像で流れましたが、
「たくさんのアーティストの名曲を参加アーティスト全員で歌いたおしたい」
という小田さんの思いに対して、参加者からは
「曲の一部ずつ歌うのはアーティストに対して失礼ではないか」
「全曲を全員で歌うのは一本調子になって感動できなくなる」
「時間的に長すぎる」…などなど
ごもっともな意見があがってきます。
小田さんという大御所に対して、みなさんとても言いにくかったでしょうに
ちゃんと誠意と責任を持った意見をきっちり言われてました。

小田さん自身もはっきりしたゴールが見えているわけではなく
みんなの力で超えられるものがきっとあるという
夢と期待のような気持ちで進んでいたわけで
痛いところをつかれたのと、思いが伝えきれないのとで、度々ショボン…。
でも目指すものに向かって、決して下がらず、
葛藤しながら前に進んでいきます。

そうやって何度もリハーサルを重ね、
だんだんとみんなが1つになり、できあがったステージは
これまでで最高のものでした。
各アーティストの一番かっこいいところは魅せつつ、
そこに全員が加わることでさらに厚みのある感動へ。

”22分50秒”全員で歌い終えた時には、小田さん言葉にならず…。
長い間ただただ頷いていました。
「言葉にしたくない」
確かに言葉にしなくてもちゃんと伝わるものを見せていただきました。

映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 』

THIS IS IT

2本目に観たのは『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 』。
マイケルのファンだったわけでもないので、自分でも意外。
最初は全く観る気はなかったんだけど、
レビューを何度かみかけたり、
同じくファンではない知人が「観たらとても良かった」というのを聞いて
ステージがどうやって作られていくのかにも興味があったし
俄然、観たくなってきたの。

ロンドンで公演予定だったコンサート「THIS IS IT」の
何百時間にも及ぶリハーサルの映像をまとめた映画です。

ダンサー、シンガー、音響、照明…世界から超一流のスタッフが集まっています。
“KING OF POP”ですから「ケタ違いのステージ」を作り上げることが前提です。
スタッフに各所は任せながらも、最終的には
テンポ、シンガーの歩く導線、バックに流す映像、暗転のタイミング…
ステージの全体から細かい部分まで全てをマイケルが決定します。
こうありたいというイメージがしっかりあって揺らぎません。
特に、映画の中で何回か出てきますが、
キューは他の誰にも任せず、自分が出すことを主張します。
まさしくこの瞬間!というのは彼にしかわからないのでしょう。
生の舞台を見ているような臨場感と緊張感です。

そして全てのスタッフはマイケルの崇拝者であり、
ステージを一緒にできるなんて夢のようなこと。
いつなんどきも彼に対して大変な気を遣っているのがよくわかります。
意見を求める様子もおそるおそる聞いてる感じ。
相手はKINGですからね。
そうありながらも、スタッフの一人は「MJは謙虚だ」と言いました。
映像に出さなかっただけかもしれませんが、
スタッフたちが自分の思いどおりの動きやパフォーマンスができない時、
マイケルは多少イラッとした様子は見せますが
「怒ってるんじゃないよ。愛なんだ。」と言って自分の意図を伝え、
ぶち切れたり、相手を非難するような姿はありませんでした。

周りが気を遣っていることは彼自身が一番気づいていたんでしょうね。
でも、終始気を遣われるのって、きっととても疲れること。
無邪気に自分に接してきたのは、子どもたちだけだったのかも、
そこに癒しを求めたのかも、なんて感じてしまいました。

NHK若い広場「オフコースの世界」

NHK教育テレビ50周年記念として、
「もう一度見たい」と要望の多かった若者番組がアンコール放送。
第3回目の今日はオフコースでした。
まさしくセイシュンの高校生時代、
オフコースというより小田さんに恋こがれてました。
きっと当時もこの番組リアルに観ていたに違いない。

改めて思うに、全国の女性が恋するはずです。
若き日の小田さん、ギリシャ神話のような、彫刻のような端正なお顔立ち。
還暦を過ぎた今も声きれいだと思うけど、やはり当時のクリアな歌声には叶いませんね。

それに話のひとつひとつがとても緻密。
ものすごく頭を使ってよく考え、きっちり組み立てて音楽を創っていきます。

でも、はぁ〜っ、
昔の映像って懐かしいとともに自分の年齢を思い知らされますわ。

7日は「YOU RCふたたび」です。
見逃せません!

ロックの学園2009

ササ家はいまだにBS観られません。
なので、初の地上波ということで今回やっと観られた「ロックの学園」
もちろんお目当ては加藤ひさし教諭の物理。
テーマは「ロックにおけるアングルとスピード」。
グレープ「無縁坂」とビートルズ「ヘルター・スケルター」を例に挙げ?
フォークとロックの角度の違いを?
素麺流しで実験?
という不可解な授業でした。

でもさあ、ただでさえ59分という短い放映時間の
たくさんある授業の中の一つなので、時間はほ〜んのちょっぴりで、
それがほとんど松本素生さんが素麺をすくうアップに費やされ、
リーダーほとんど映らないじゃん!
トークもほとんど聞けなかったよ。
8月には三夜連続再放送だって。でもBSだから観られない…。

エンディングは清志郎校長の「トランジスタ・ラジオ」でした。
切ないね。