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オリンピック5日目☆体操男子個人総合

また体操、それも橋本君について。
日本チームから個人総合に進んだのは
橋本くんと北園くん。
4人のメンバーから若い方の2人。

予選1位の橋本くんには期待がかかります。
床を伸び伸びと
あん馬もダイナミックに
吊り輪がなぜか減点され
跳馬は着地がラインから出る。
平行棒も大きくて美しい。
落下も大ミスもなく着実に演技を進めていく。

今回知りましたが、この順番が「正」であり、
これができるのは上位者だけらしい。

で、最後の種目は得意だけど失敗もありうる鉄棒。
この時点で、中国肖若騰選手が1位。
鉄棒で予選と同じ点数を出せば逆転できるけど、
なにがあるかわからいし、
緊張して見守る。

橋本くんは大きいから
離れ業の時、鉄棒から大きく離れて
見ている方は心配になる。
でも、確実に鉄棒を掴んで、
着地が一歩出たものの無事終了。

この時点で、すでに優勝を確信。
日の丸を背に掲げています。

点数が出た!
着地が予選ほどの出来ではなかったものの
高得点で逆転優勝!

実は北園くんも追い上げてきていて6位。
インタビューでは、ほんとはメダル狙っていたって。
オリンピックに出る人は
当たり前にテッペンを目指すものなのね。

とはいえ、ちょくちょく富田コーチがいないか探るのですが、
今や審査員だったのね。
スーツを着て、あの静かな佇まいで
マスクから優し気な目だけ見えて
審査員席に座っていらっしゃいました。

今、順天堂大の先生だから
橋本くんのことも指導してるってことね。
「美しい体操」を受け継いでいくのかも。

で、Twitterで世の反応を読んでみると
sasaと同じく、アテネの富田選手の鉄棒が頭に浮かんだ人の多いこと。
NHKの刈屋富士雄アナの「栄光への架け橋かけるのは…」
の実況とともに、富田選手が放物線を描く、
17年経っても、みんな覚えてるのねえ。
それくらい名シーンだったのだ。

オリンピック4日目☆雄叫び

今日、注目してたのは張本くん。
日本卓球男子のエースですよね。

相手はスロベニアのヨルギッチ。

張本くんが雄叫びを上げることは知ってますが、
実際、1点取るごとにすごい声とアクション。

遂に審判から注意される。
少なくとも相手に向けてガッツポーズはとるな
みたいな。

ここで一旦少し調子が悪くなる。
点を取ると、相手からクルリと向きを変えてガッツポーズ。
しばらくすると注意もなんのそので
また普通の雄叫びとガッツポーズ。

これがないと調子が出ないんだろうな。
世界最前線で戦ってるのだし。

とは思いつつも、
相手からすればいい気はしないよね。

で、その相手のヨルギッチ、
背が高くてちょっと猫背気味、
表情も変えないし、声も出さない、
おとなしくただ卓球に集中している。

結局、驚いたことに確実に格上だった張本選手は負けました。
ヨルギッチが勝ちました。
この時だけ、ヨルギッチは勝った喜びを一回だけ
声をあげました。

素人がどうこう言うことじゃないかもしれないけど、
ちょっと、う~む…となった。

オリンピック3日目☆体操橋本くん

今日もいろいろあったけど、
感動だったのは、男子体操団体の橋本くん。

予選1位で通過して金を期待されるプレッシャーの中、
各種目、チーム4人の中から得意な3名が
演技を行っていきます。

最初の種目は落下の危険の高いあん馬。
正直、見てる方としては地味な競技。
解説の方が「ああ~」とか「危ない」とかいうのも
どこがどうなのだかあんまりわからない。
冷や冷やしながら見たけど、全員よい出来。

からの全ての種目、全ての演技がノーミス。
あん馬もだけど、鉄棒も誰一人落ちないのって
すごいこと!

そして、最後の種目は鉄棒。
みんなで見守る中の最終演技者は橋本くん。
なんかいつもラストは鉄棒だよね。
緊張の中、離れ技を次々決める橋本くん。
身体が大きいから跳んでも回っても
ダイナミックで華があるんだよね。
大技は見事にきめて、さあ、大事な着地!
ポーンと跳んで、ピタッ。
動かない、完璧な着地。

橋本よくやった~!
偉いぞ~!

この時点で、本人もチームも見てる人たちも
もうメダルはどうでもいいやってくらい感動した。
実際、金は取れなかったけど、
もういいのよ。
感動をありがとう。

オリンピック2日目☆卓球混合ダブルス

批判を承知で言うと、
sasaはもともとオリンピック開催賛成派です。
コロナの拡大と医療体制の崩壊は心配、
命が一番大切なのは本当だけど、
マンボウとか緊急事態宣言なんてもう効果薄いし
オリンピック中止して、人出が変わるとも思えない。
何より、開催できなかった場合、日本はこの先ずっと
開催できなかったことをモヤモヤと持ち続けていく。
準備してた施設は存在して、嫌でも目に入るわけだし
「できなかった日本」の意識を国民も海外も持ち続ける気がする。
ずっと引きずるのではなく、
やって先へ進んだ方がよいと思ったのです。

なので、土日だけですが、オリンピックは楽しみたい。

それとね、若者はテレビなんか見ないのかもしれないけど、
気になる競技があれば、
外出せずにステイホームするのではないかな?

今日はメダルもいっぱい出たけど、
一番感動したのは、
卓球混合ダブルスの準々決勝。
水谷伊藤ペアの対ドイツ戦。

ドイツはものすごく強くて、
これは日本より上かも?とも思った。
世界ランキングでは日本の方が上なんだけどね。
接戦で最終セットまで行き、
2-9になった時には、
(卓球は11点で勝利)
もうダメだとみんな思ったはず。

でも、二人はあきらめなかった。
というか、水谷くんの気持ちが強かった。
ここからの水谷くんの粘り、絶対に点を取っていく気迫、
バラエティとかでは笑いも取るような
ノホホンとしたイメージから一転。
とても実直で確実に1点ずつ積み重ねていった。

奇跡の逆転で勝利。
ここで伊藤美誠ちゃんも号泣。
試合中は点を取っても表情変えたりしなかったけど、
プレッシャーを内に秘めて戦ってたんだな。

準決勝は世界ランク1位の台湾に圧勝。

NHK『プロフェッショナル』で毎回
「プロとは?」って質問するけど、
この2人について言えば
「最後まで絶対に諦めない」ことかなと持った。

オリンピック1日目☆男子体操

オリンピックでsasaが楽しみにしているのは
体操と陸上。

1日目は男子体操がありました。
そして内村くんの鉄棒。

結果はみなさんご存じの通り。
団体メンバーの4人は大健闘で、
落下しやすいあん馬も乗り越え、
最後の競技の跳馬まではミスなし。
2種目目鉄棒の内村ショックで
あんまり集中できなかったけどね。

内村君の鉄棒、
グルングルンものすごいスピード出してて、
その勢いのまま飛ぶから
素人は心配でしょうがなくて、
スピード落とそうよ~とか思ってしまうけど、
きっとあの大技には勢いが必要で、
恐る恐るやってたら成功しないんだろうな。
難度の高い大技は完璧に決めたのに、
その後落とし穴が~!

それでも演技を再開したけど
このハイレベルな戦いで、
落下の減点は挽回のしようがないから
点数を確認することもなくそのまま一旦退場。
チームのみんなも目を合わすことができず…。

もう出てこなくていいよ~
と思っていたら、
内村くん戻って来た。
チームを見守り、声援を送る。

そして団体戦予選を見事に1位で終えた日本チーム、
全員一人ずつのインタビュー。

内村くんも最後にインタビュー。
「(種目別出場を争った)米倉に土下座して謝りたい」
「(会場に戻って来たのは)体操チームリーダーの役目もあるから」

はぁ…
やるせない…。

内村くん、さすがはレジェンド、
人柄も素晴らしい。

九州人だからきっといい人。

なぁんてね、
こんなこと一般人の個人ブログだから好きに書けるけど、
これを公の人が言えば
「差別とか偏見」とか炎上するのだろうか。

開会式終了後、出演者が名前は伏せていたものの
「喜んでくれてたよ」とツイートしてたそうで、
それはもちろんショープロデューサー小林賢太郎を指していて、
賢太郎さん見守ってたんだねえ。
見るだけでも辛かったろうに。
これから何か作ろうとする時には
あらゆる角度から問題ないかチェックしなければならない
自由な発想は許されない
面白いものができない。

なんてついついつなげてしまう…