Daily Archives: 2023年7月16日

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舞台『ハリーポッターと呪いの子』


■日時:7月12日(水)18:15
1幕1時間40分 休憩20分 2幕1時間40分 計3時間40分
■会場:赤坂ACTシアター
■出演:
ハリー・ポッター:石丸幹二
ハーマイオニー・グレンジャー:中別府葵
ロン・ウィーズリー:川辺邦弘
ドラコ・マルフォイ:松田慎也
ジニー・ポッター:白羽ゆり
アルバス・ポッター:藤田悠
スコーピウス・マルフォイ:門田宗大
嘆きのマートル:佐竹桃華
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:大内慶子
デルフィー:宝意紗友莉
組分け帽子:木場允視
エイモス・ディゴリー:間宮啓行
マクゴナガル校長:高橋ひとみ

お譲りいただいたお席がなんと1列目のど真ん中。
なので、目の前にこんな仕掛けが。

今回の遠征でムーランにあわせる公演が見つからず
まあいいか、くらいのセレクト。
横は観劇には珍しい若い男性2人組。
sasaねえ、子供たちにつきあっていくつか映画観たくらいで
ハリポタそれほど詳しくない。
DVD借りて慌てて予習したけど間に合わず。

それでも大体のキャラクターはわかるので
十分楽しめました。
通常のハリポタの後日談のお話で、
ハリーもハーマイオニーもロンも大人になっていて
子どもたちの代に変わっています。
過去を変えようとしたことで現代が曲がり、
それを直そうと時間を行ったり来たり。
それをハリーたちが助けます。

ステージ上がマジックでした。
最前列でも糸とか仕掛けとか見えないマジックショー。
役者さんたちの動きのスピードが速く
どんどん展開していきます。
みなさん素早い動きがキレキレで美しい。
マントの扱いもきれいです。

お話自体は過去を変えて未来が変わり
慌てて修復するというよくあると言えばあるストーリー。
でもその中に細かく詰め込まれているので濃くて面白い。

本編では悪役のドラコがそこそこ偉くなってるし、
その息子スコーピウスは「僕なんて嫌われてるし…」の弱気ないい子。
アルバス・ポッターと仲良くなり一緒に「あの人」と闘います。
このスコーピウス役の門田宗大くんがよかった。
自信がなくてオドオド、いっぱいいっぱいで泡拭いたように喋る。
アルバスがお友達になってくれて舞い上がる。
ホリプロ作品なので
ホリプロ所属の若手で埋めている中
門田宗大くんは違ったのでオーディションで勝ち取ったんじゃないのかな。
アルバスの方が主役だけど、
それ以上に印象に残る役者さんでした。

石丸ハリーも冷静でいいパパ。
反抗期のアルバスに手を焼き、どう接していいかわからない。
でも息子の窮地にハラハラしながら助ける親心が感じられました。