12月25日恒例の番組『クリスマスの約束』。
そんなに気合い入ってるわけでもないのに、
なんとなくほとんど全回観ていると思います。
参加をお願いしても誰も来てくれなかった第一回から、
九回目となる今年は
たくさんのアーティスト共演でのすばらしいステージでした。
ここに至るまでの経緯が映像で流れましたが、
「たくさんのアーティストの名曲を参加アーティスト全員で歌いたおしたい」
という小田さんの思いに対して、参加者からは
「曲の一部ずつ歌うのはアーティストに対して失礼ではないか」
「全曲を全員で歌うのは一本調子になって感動できなくなる」
「時間的に長すぎる」…などなど
ごもっともな意見があがってきます。
小田さんという大御所に対して、みなさんとても言いにくかったでしょうに
ちゃんと誠意と責任を持った意見をきっちり言われてました。
小田さん自身もはっきりしたゴールが見えているわけではなく
みんなの力で超えられるものがきっとあるという
夢と期待のような気持ちで進んでいたわけで
痛いところをつかれたのと、思いが伝えきれないのとで、度々ショボン…。
でも目指すものに向かって、決して下がらず、
葛藤しながら前に進んでいきます。
そうやって何度もリハーサルを重ね、
だんだんとみんなが1つになり、できあがったステージは
これまでで最高のものでした。
各アーティストの一番かっこいいところは魅せつつ、
そこに全員が加わることでさらに厚みのある感動へ。
”22分50秒”全員で歌い終えた時には、小田さん言葉にならず…。
長い間ただただ頷いていました。
「言葉にしたくない」
確かに言葉にしなくてもちゃんと伝わるものを見せていただきました。
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