胃カメラ

月日の経つのは早いもので、
前回の胃カメラは2023年だった。

会社の健康診断がものすごく簡易的で
バリウムさえないことに不信感をもっている。

近所の内科は子どもの頃から通っていて
おじいちゃん先生も好きだし
息子先生も優秀で感じいい。

胃カメラはおじいちゃん先生が下準備をするんだけど
「検査は息子がしますからね」と何度も繰り返す。
いやいや、先生のこと信頼してますから
そんなこと言わなくていいですよ、って思う。

以前は先生ひとりで問診もレントゲンも検査も
すべてされてました。
今は息子先生の他に麻酔先生も増えてた。

喉から通すタイプで、軽い麻酔入れてもらったら
あっという間に寝落ちしてて
終了時に軽く起こされて自分で自力で移動したものの
またしばらく仮眠。

検査結果は息子先生からお聞きして
まあこの歳ですので小さなポリープはあるものの
問題なしでした。

「会社でバリウム検査もないんですよ~」と言ったら
先生いわく
「あんなの受けなくてよいです。
精度も高くないし被ばくするし」
とのことで
2年に一度の胃カメラの方がよいそうです。

昨晩から食べてないので、近くのモーニングへ。

無事でよかったです。

特別展「はにわ」

■日時:2025年3月9日(木)
■会場:九州国立博物館

チラシを見た時からトキメイタ。
古墳好きだし、埴輪かわいい。

入ってすぐに迎えてくれる「踊る人々」

なにせ素焼きの状態ですから運ぶのが難しくて
苦労して連れてきたらしい。

目はぼこっと穴が開いてるだけなのに
なんて愛くるしいのでしょう。

展示のメインは「挂甲の武人」
こちらは国宝でして、同じ工房から生まれた5人兄弟が集結。

家や船や動物など様々な展示の中で
sasaのお気に入りは
盾をもつ人々。
形状は作者に任せられてたらしく自由に作られていて
ユーモアあふれるセンスが楽しい。


思わずニヤニヤしちゃうでしょ。

総物埴輪大集合のコーナーはもはやアート。
あまりの可愛さにほっこり癒される。

お詣り

いつもは正月すぎくらいには行くのですが
なかなかあわずに3月になってしまった。

いつもの高良大社さんへ

こんな時期ですので祈願するのがsasaだけで
1人だけで恐縮でした。
家内安全、家族の健康をお願いしました。

お天気がよく気持ちの良い日。

そのまま大宰府へ。
梅がきれいです。

人気のカフェは待ちが長く
以前も行った「MIDLE.」さんへ。

素敵なお店なのに、こちらはガラガラ。
みなさんこちらに行けばいいのにね。

ベジミールスと

チャイ

店主さんも素敵です。

広島出張

遠征の翌日は広島出張。
丸一日ゆっくり行きたかったけど、
午前中はどうしても会社で業務があって
バタバタ済ませて新幹線で。

広島は路面電車の町なのね。
どこから乗るのか迷って打合せの約束時間が近づき
焦りましたわ。

用務が終って昼ごはんも食べてなかったので
紅茶専門店へ。

紅茶のお店lindenさん。

パラドックス定数第50項 「ズベズダ‐荒野より宙へ‐」


■日時:2025年2月26日(木)第一部14:00 第二部19:00、27日(金)第三部14:00
■会場:@ザ・ポケット
■作・演出:野木萌葱
■出演:植村宏司 神農直隆 酒巻誉洋 大柿友哉
渡辺芳博 松本寛子 前園あかり 鍛治本大樹
岡本篤 谷仲恵輔 今里真

はい、この遠征の目的はこれです。
「骨と十字架」「諜報員」からすっかりハマったパラドックス定数。
1年前から「来年2月にやります」と公表されてたので
1年間ウズウズしてました。

ソビエトの天才ロケット設計士コロリョフと
登場しないけどアメリカNASAに属するドイツ人工学者ブラウン
を中心とした宇宙開発戦争のお話。
各部2時間×3部作=計6時間の大長編。
宇宙への夢でもありつつ、国と国との闘いでもあり、
歴史的背景、技術用語、登場人物、人間関係
頭をフル回転しながら挑む気持ちで観劇しました。

内容書ききれないし、書くほどの知識もないので
感想だけになりますが、
とても面白かった。

事実なので相当研究しないと脚本できないだろうし、
諸説ある中からこれでいこう!と決める決断力も必要。
今回も入場時にお迎えしてくださり、
注意事項もご自身でアナウンスされる野木さん、
普通のおばさまなのに、どこにこんなエネルギーがあるのでしょう。
ずっと緊張感がある作品なのです。

そして役者さんたちも素晴らしい。
パラドックス所属は植村さんだけで、
客演は精鋭人を集めたのでしょう。
植村さんは声をつぶしてコロリョフに臨まれ、
神農さんはもちろん、みなさん声もとてもいい。

コロリョフは仲間に裏切られ、過酷な抑留生活を送り
身体はボロボロだったらしい。
その仲間との関係や、
ガガーリンは戻って来れないと思ってたとか
戻ってからは広告塔に利用されたとか
初めて知ることばかり。

宇宙関連の話題は苦手で
仕事でその分野の時は苦労してますが、
sasaはやはりドラマが好きなのだ。
そこで起きる人の心の動きとか関係性の変化とか
そういうものであれば気持ちがキューっと惹かれていく。

体力いるだろうと思ったので1部ずつ見ましたが、
縦断上映という1日に3部完走する日もありまして、
演者さんもですが、観る方も一緒にゴールを目指すような一日だったようで
その一体感はsasaも感じたかったなあ。

今年は次回作についてのコメントがなかったのですが
次が待ち遠しい。