レディースデイに映画はしごしました。
これも話題になってたのでね。
大富豪による金メダリストの暗殺という実話を基にした映画です。
これもそこそこ期待していったわけですが、
こちらは期待以上の素晴らしさ☆
画面じゅうに、狂気が漂っているのです。
ヒタヒタひたひた悲劇が忍び寄ってくる。
というのも、大富豪デュポンを演じる
もともとコメディ役者というスティーヴ・カレルが
とにかく怖いのです。
内になにか抱えてる感がこっちまで陰鬱にさせる。
事件の核となるマーク役・チャニング・テイタムも
内面の弱さ、不安定さが見事。
鍛え上げた強靭な身体との対比も面白い。
殺人鬼が出たり、凄惨なシーンがあるわけでもないのに、
こんなに怖いとは。
というか、淡々と日常的な画面だからこそ、
その先の見えないものが怖いのかもねえ。
明後日はアカデミー賞。
sasa、今年は観ている作品が結構多いのです。
作品賞ノミネートの『アメリカン・スナイパー』
『イミテーション・ゲーム』『博士と彼女のセオリー』
そして主演男優賞に『フォックスキャッチャー』。
どれも素晴らしかったわ。
sasaにとって最強のマリウスエディ・レッドメイン
のホーキング博士も感動もので、
どちらか取ってほしいなあ。
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