英文学の講座でご一緒の方に貸していただいた名作、
BBC『高慢と偏見』のDVDです。
5時間以上あるのですが、見始めると止まらず、
一気に明け方までかかって観てしまいました。
5人姉妹の次女エリザベスと資産家ダーシーの間の高慢と偏見による反発や誤解〜愛の成就までを、ジェイン・オースティンならではのちまちましたせまーい世界で描いてあります。
この「ちまちまさ」がオースティンの魅力ですからね。
そして、その細かい心の動きを演じるダーシー役のコリン・ファースが素晴らしい!
最初の高慢な態度、
だんだんリジーに惹かれながらもそれを表せず、
リジーの苦境にはいてもたってもいられず、
愛の告白はまるで怒っているかのよう…
ぎこちなく、ちぐはぐな不器用さが、彼の真意がわかった時に
かえっていとおしく感じさせます。
ダーシーと言えばコリン・ファースと言われるのも当然ですね。
そもそもこの作品、エリザベスが主役のはずなのに、DVDジャケットはコリンのアップ。それくらい彼の存在感がすごかったってことですよね。
おかげでコリンは「ブリジット・ジョーンズの日記』でもダーシー役ですし。
今週末5/23(土)はヘレン・ハント/コリン・ファースの
『いとしい人』が公開です。
ハートウォーミングなラブストーリーということ。
期待してます☆
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