石橋美術館の帰りに、せっかくなら九国にも寄ろうかということになり、
展覧会をハシゴしました。
母と一緒です。
東山魁夷といえば、小学校の教科書に「道」が載っていました。
今も覚えているくらいですから、とても印象に残った作品です。
東山魁夷に興味があったかといえばそうでもなく、
周りの評判が良かったので、
ブームにのって行っただけなのですが、
とても良かったです。
この酷暑の中、息を呑むような静謐な作品たち。
あの特徴的あグレーブルーは静けさと涼感をもたらします。
そして、あの「道」もそこにありました。
あ~本物に巡り合った感じです。
その道の向こうには何が待っているのでしょう。
きっとみんな自分の未来と照らし合わせながら見てるはず。
他の作品たちも、無駄をそぎ落として、本当に表現したいものだけを描く。
こんな作品をいいなあと思えるようになった自分の成長に感慨深い。
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