■日時:2020年8月5日(水)13:30
1幕1時間20分 休憩15分 二幕1時間10分
■会場:ももちパレス 自由席
■原作:原田マハ
母の代りに福岡市民劇場観劇。
都市開発の波で閉館しそうな古い映画館を
映画好きの手で救うというお話。
内容がベタだし、
おじいちゃんのとある映画レビューが
世界的映画解説者の目に留まるという設定も
結構無理があるなあと思いましたが
全編古き良き日本と
温かい気持ちの流れる舞台でした。
お話の中で挙げられた映画のタイトルが
「ニューシネマパラダイス」「眺めのいい部屋」
「アメリカンビューティー」だった時に
おお~たった3つの中に「眺めのいい部屋」入れるか~?
と感嘆したのです。
sasaが一番好きな映画ですが
決して誰でもが知ってるわけでもないですからね。
で、クライマックスで流れる曲が
「ニューシネマパラダイス」
これってズルくない?
曲だけで感動すること間違いなしだもん。
もしかしてこの曲知らない人がいたとしたら
???だろうけどね。
ストーリー自体は正直あんまりだったのに
なんだか訴えるものがあったのは
やはり役者さんたちの気合いです。
上演するかどうかは相当議論されたろうし、
対策も準備大変だったろうし、
それでも舞台に立ちたくて、
お客さんと共有したい気持ちが溢れてました。
カテコのご挨拶も嬉しい気持ち全開で、
豪雨で甚大な被害を受けた熊本市民劇場と
今もこの先も大変な自分たち青年劇場への義援金をお願いされ
sasa含め多くの方が気持ちだけでも募金箱に入れて帰りました。
この舞台自体は年会費を納めた福岡市民劇場会員の上演なので
お客さんも来るけど
これが通常のチケット販売だとすると
こんな危険な時期にわざわざ…と二の足を踏む人は多いはず。
実際、母も次年度の入会は見送った。
良質な作品もあったのに…。
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