『哀れなるものたち』はあまりにグロイということで 見てなくて、 同じくヨルゴス・ランティモス監督作品です。
タイトルの通り、3章に分かれていて、 かといって連続しているのでもなく ①上司から服従を強いられていて無理な要求を遂に拒絶したら即座に人生を失い、 なんとか取り戻そうともがく男 ②海難事故から帰還した妻が別人のようになっていて 異常な命令を出す警官 ③命を蘇らせる奇跡的な能力を持つ女性を探す女 の3つの物語からできてまして キャストは同じで作品ごとに違う役を演じます。
感想は さっぱりわからないけど とても面白かった。
164分の長さを感じさせずずっと集中してた。 3章に共通しているのは不条理。 不条理な命令に従わないと人生も取り上げられる不条理 諦めていた妻の帰還だったが、別人に変わったと憤る夫と、夫に拒絶される妻 奇跡の人物を探す女性のはまっているカルト集団。
狂ってる 気色悪い 後味悪い
関係ない話のようでいて きっと3つはつながっているのだと思う。
ネットでは たくさんの人があれこれを考察を重ねている。 読んでも正解はわからない。
ヨルゴス・ランティモス監督が みんながだーだこーだ言うのを面白がってる気がする。
エマストーンはあんなに美しく、ラ・ラ・ランドで注目されたのに 前作といい、こんなキワモノに立ち向かう女優さんだったのね。 久しぶりのウィレム・デフォーは、 sasa世代なら思い浮かぶのは『プラトーン』で 存在感と怖さがエゲツナイ。 今や69歳かあ。かっこいい。
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福岡在住。男の子2人が県外の大学に進学し、週末はもっぱらひとり遊び。お芝居、ミュージカルの観劇大好き♪最近は素敵な劇団を開拓したり、クラシックにも手を出したり。
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