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ミュージカル 『昭和元禄落語心中』


■日時:2025年4月22日(火)
■会場:福岡市民ホール 大ホール 22列サイド
■出演:山崎育三郎 明日海りお 古川雄大 黒羽麻璃央 中村梅雀
    阿部裕 村井成仁 ほか

人気漫画をもとにしたオリジナルミュージカル。
いくさぶろ君が企画から入ったようです。

落語の師匠(中村)のもとに弟子入りした信→助六→初太郎(山崎)と
坊→菊比古→役も(古川)が切磋琢磨しながら稽古に励み、
みよ吉(明日海)と菊比古との恋愛や別れ、
後の初太郎との結婚から悲劇へ。
のストーリーを初太郎(黒羽)が回顧する。

いくさぶろ君苦手だし、
あまり乗り気じゃなかったんだけど
思ったより面白かった。

最初が落語の『死神』から入るのが
それってトート閣下じゃん!
って苦笑したわ。

新しいホールは先日の加来さんの時も思ったけど
やっぱり響き過ぎ。
特に響かせがちのいくさぶろ君の声は
割れて二重に聞こえるんだよね。

古川くんはその塩梅を知ってか知らずかちょうどいい。

そして古川くんは洋も似合うけど和装も妖艶。
どっちもハマってます。

雰囲気はちょっと井上ひさしさんの音楽劇のイメージがあった。
日本発という意気込みは素晴らしいね。

美しき藤

藤を見に「八女黒木大藤まつり」
ひろばが設けられて、屋台も出てました。

今年初めて調べたけど、ここの藤、有名なのね。
あらためて見ると、
藤って下方にいくにつれて房が小さくなるから
自然とグラデーション。
和風の美だね。

そしてこちらが有名な黒木の大藤。
苔もついた幹の動きが日本画のよう。

古い街並みをブラついて

近くのグリーンピア八女で

もう一つのシーズンである
シャクナゲ。


ツツジはあんまり好きじゃないんだけど、
シャクナゲになると一気に可愛いわあ。

こちらの枝垂れてるのは
サトザクラというらしい。

ホークス VS 楽天


いつものようにいただきもののチケット。

写真みておわかりですかね?
去年あんなに満席だった客席がガラガラ。
こんなの初めて。

弱いとてきめんお客さんは来ないのね。

お客さんが少ないと客席も盛り上がらない。

弱いループにはまってる。

サルメカンパニー&クリオネプロデュース 『12人のヒトラーの側近』


■日時:2025年4月12日(土)13:00、14日(月)14:00
1幕90分、7分休憩、2幕90分
■会場:吉祥寺シアター (東京都) 12日B列、14日D列
■作・演出:石川湖太朗
■出演:國島直希 / 正木郁 / 石川湖太朗 / 松村優 / 近藤隼 /
浅井浩介 / 大西遵 / 柴田元 / 小島久人 / 遠藤広太 /
小黒沙耶 / 遠藤真結子 / 神農直隆 /
藤川航(sax) / Tomo Idei(drum)

パラドックス定数に続き、またお気に入り劇団をみつけてしまった。
それも福岡公演があるとは思えない(失礼か?)
今のところ小さめ劇団。
知ってる人は少数でも、才能ある人っているんだなあと思う。

ヒトラーを支え、そのうち止められなくなり、服従し
一緒に破滅の道を進んだ側近たち。
史実を調べて緻密に作り上げるお話がゾクゾクするくらい好き。
自分がこういうのが好みだってことに気付いたわ。

もちろん、神農さん出演というのも大きくて
最初はジャーナリストのエッカート(神農)がヒトラーをコマのように使うかのように
シンボルとして担ぎ上げる。
演説は得意だけど原稿は下手だからとゲッペルスが原稿準備。
これを主宰の石川湖太朗さんが演じている。

脚が悪く卑屈で、一癖ありそうなゲッペルス。
終盤でもう勝ち目がない時に「国民を見捨てるのか?」と問われると
「国民が選んだんだ」と平然と言ってのける。

ヒトラー自体はトルソーの偶像で表現されていて、
全員で肩を組んで前進するシーンは見事だった。
地下室に籠って指令だけ出すようになった時も
あの階段の下にいるんだと想像力がふくらむ。

群像劇だけど主演のヘスを演じた國島直希さんと
後半登場シーンの多かった正木郁さんが
どうやら人気俳優さんみたいね。
ブロマイドとか売ってたし。

宣伝面、軍事面、外交面、さまざまな方向から側近たちがヒトラーを盛り立て、
といっても、本人たちにも十分に策略や目的があって
自分の得のために集まってきている。
ヒトラーの独裁力が上がっていくにつれ、
反抗すると切り落とされる。

結局破滅するわけですが、
最後に場転換があって
いきなり明るい会議室でみんなでワイワイ理想を語り合っている。
???
みんな最初は国のため国民のために良かれと思って
高い志をもってたんだよ。
いつの間に狂気の道にズレてしまったのかな
みたいなちょっとありがちな筋書き?

う~ん、これだけの作品を書く人が
そんな安易なエンディングのはずないよなあ。

史実の知識が乏しいので、最初から2公演チケット買っていて
予想通り難しくて、2回観ても、完全な理解には及ばなかった。
1回目で台本を買って、2回目の時は売り切れてたから
買っておいたよかったわあ。

サルメカンパニーが素晴らしいことがわかったし
とにかく面白かった。

ミュージカル『ウェイトレス』


■日時:2025年4月13日(日)18:00
■会場:日生劇場 F列サイド
■出演:高畑充希、森崎ウィン、ソニン、LiLiCo、水田航生
おばたのお兄さん(Wキャスト)、田中要次、山西惇 他

博多座で取れなかったチケット。
これは高畑充希ちゃんの人気?森崎くん?

sasaのお目当てはソニンですし、1回は見ておきたかった。
前回は宮澤エマちゃんが演じた役です。
コミカルな役だからねえ、ソニンの実力は発揮できなくて勿体ない。

初演?で博多座で観た時、ステージのセンターに立つ
高畑充希ちゃんの存在感がすごかった。
数年経ってさらに余裕。

ストーリー自体はあんまり納得できないものの
社長の粋な計らいでのハッピーエンドは嬉しいね。

とりあえずソニンを拝見できてよかった。