Category Archives: テレビ・ドラマ

FSN歌謡祭

最近はこういう音楽特番に必ずミュージカルコーナーがあるので見逃せない。

王子は次作「ガイズ&ドールズ」を仲良し健ちゃんと登場。
王子が適当に突っ込むのを
よくわからない方向からボケる健ちゃん。
妙に甲高いのもおかしい。
王子がバシッと腕を上げてキメルのを真似てみるけど
キマラナイんだよなあ。
いや、いいんだよ、今や立派なシェイクスピア俳優ですから。
それに誰かさんのように、自分が自分がと出しゃばらず
ちゃんと二人の世界のデュエットになっている。
愛すべき仲間と一緒なので
もはや仕事してるようには見えない。

次に『ジャージーボーイズ』。
ヴァリができるのはアッキーだけだとずっと言われてきて
今回初めてダブルキャストとなった花村想太くん(Da-iCE)。
全く存じ上げないぞ、
まあ、お手並み拝見、
なぁんて意地悪視線で拝見しましたよ。

が、お~やるじゃん!
アッキーより声が少し細いけど、
高~いところからふわーっと出るハイトーンボイス。
舞台よりも歌だけを聴かせるテレビでは、音程が不安定になる方もいるけど、
バッチリですよ。
これは期待☆両キャスト必見だわ。
「君こそ奇跡」ですよ。

そして、上白石萌音ちゃんの「千と千尋の神隠し」。
sasa、ジブリはあまり見ないので、思い入れもなく、
来年博多座にも来るミュージカルにもそれほど興味なし。

本家、木村弓さんとの競演。
これが、木村さんの竪琴と一緒に歌うので
合わせるのが大変。
木村さんは自分で弾いてるからマイテンポで進み、
萌音ちゃんは、その呼吸をよみながら
大人の気遣いで合わせる。
歌声も綺麗で、木村さんの世界にハマっている。
お見事!
見た目も、王子コンサートでのプライベート服も野暮ったかったので
(ほんっとごめんなさいね)
あまり好みではなかったのですが、
ナイツテイルの歌と演技、ダンスといい、
その実力に感服しております。

 


おまけ、ですが、sasa世代には響いたはずの斉藤由貴『卒業』。
生田絵梨花ちゃんとデュエット。
上手なのは絵梨花ちゃんですけどね、
この曲はやっぱり斉藤由貴ちゃんですね。
あの不安定な、大丈夫かなあという震える歌声がいいんだよなあ。
そんなに精力的にお仕事してるようにも見えないけど、
お顔はたるんでないし、あごのラインはすっきりだし
可愛いワンピースのお腹もぺったんこ。
やっぱり芸能人はメンテしてるんだろうねえ。

「制服の胸のボタンを
下級生たちにねだられ~♪」
誰にでも青春時代はあるのだよ。

パラリンピック閉会

パラリンピックも閉会。

競技もときどき見ておりまして、
各競技、きっと試行錯誤でルールを決めて
作ってきたのだろうというのがよくわかる。

健常者がサポートに入りますが、
競技自体を左右しないように工夫されている。

特にボッチャ面白かった。
手で投げられる選手もいれば、
手が使えない人もいる。
それぞれの状況に応じて規定があり、
補助の器具があって、球を投げる。
ゴールボールという白い球にできるだけ近づけた方が勝ち
というシンプルなゲームでわかりやすい。
投球の精度がありえないほど正確で
ゴールボールにぴたりと寄せたり、相手ボールを突飛ばしたり、
投球の度に驚かされる。
1球ごとに状況が変わって優勢が入れ替わるのも面白かった。

思うのはさあ、
開幕前まで
「こんな時期に開催してよいのか?
コロナが拡大したらどうするんだ!」
って文句ばっかり言ってたマスコミは
実際始まると、メダルラッシュとか感動とか言って盛り上がり、
終わってみると知らんぷり。

前も書いたけど、
sasaはもともとオリンピック開催賛成派。
この考えは間違ってなかったと思う。
終わってみて「やらなきゃよかった」という声は聞こえてこないよね。
選手の活躍と開催関係者の努力のおかげで
終了した。

実際、コロナが増えているのは東京だけでなく全国の話だし、
みんなの気持ちのゆるみと
新種が出てきたことが問題であって
オリンピックのせいではないと思う。

「開催前に文句ばっかり言ってごめんなさい」
っていう情報番組なんてひとつもないよね。
間違えたんだから「ごめんなさい」って言えないのかね?

オリンピック☆自国開催の放送って

最終日は男子マラソン。

ケニアのエリウド・キプチョゲ選手、
終始軽いジョギングしているような静かな表情で
神々しい走りでしたね。

ゴール直前でやっと笑顔で声援に応え、
元気にゴール。
2位、3位の選手を迎え入れる。

6位で日本人トップの大迫選手が入賞し、
これで引退でもあって涙のインタビュー。
大迫選手お疲れさまでした。

と、これはいいんですよ。

ですけどね、
勝利者インタビューはどうした?
キプチョゲ様の声が聞けないのか?

今回のオリンピックでずっと思っていました。

日本人選手は全員抜けなくインタビューあり。
失敗した選手も全員。

が、外国の選手の声は一人も聞けない。
例えば、惜しくも銀メダルだった
体操男子総合、柔道団体、卓球女子団体
金メダリストへのインタビューなし。

メダリストインタビューはあっているわけなので
どうして伝えないのか。

放送も、日本人選手しか映さない。

男子団体総合は、
もちろん日本人選手が見られてうれしいけど、
ロシアとか中国とか、他にも素晴らしい選手が見たい。

日本選手だけとか視野が狭すぎる。

オリンピック☆400mリレー

体操と陸上を楽しみにしていたsasa。
そのクライマックスが400mリレー。

100、200が散々な中からやっとつかんだ決勝進出。
8位で進出なのだから
「金メダル!」とか騒がないでほしいと思いながら
銅が取れたら万歳!くらいの気持ちで
息をのんで見守る。

で、あの結果には声も出なかった。

sasaは長男が中3最後のリレーで似たようなことになったので知ってますが、
それがなかったら知らなかったと思う。
みなさんはご存じだったのでしょうか?
リレーにはバトンを受け渡しするエリアが決まっていて
黄緑のようなラインがありましたが、
多田選手が山縣選手に渡す時に
そのラインを越えてしまって棄権になったのです。
越えてしまったという時点で失格です。
バトン自体が渡せなかっただけというものではない。

多田選手のロケットスタートが成功し、
山縣選手の調子が上がっていた。

ちょっと思ったのは、
レース後に泣きそうな多田選手に対して
自分は悪くない様子の山縣選手。
これって多田選手が100%悪いの?

ママ友が中高陸上の息子ちゃんと話したところ
(同じく中高陸上部のsasa長男は今や興味もないしテレビ見ない)
「この日のために選ばれて出場してるんだから
ミスするとかありえん!」って。
sasaもママ友もひぇ~ってなりました。

試合直後に朝原さんが「あれは攻めた結果だ」
と細かくフォローしてたので、
これは炎上しないなとホッとしてたけど、
そうでもないのかもしれません。

オリンピック11日目☆ナゴルニー選手

今日書きたいのはね、
橋本くんの種目別鉄棒金メダルおめでとう~
はもちろんだけど、
銅メダルのニキータ・ラゴルニー選手(ロシア)のこと。

橋本くんが種目別1種目にしか出場しないのに、
ナゴルニーはゆか、跳馬、鉄棒3種目も出ている。
オールラウンダーでありながら
スペシャリストでもある。

そして、今日の鉄棒では、王者橋本君が優勝。

表彰式のこと。
今回のオリンピックでは、感染防止のため、
プレートに乗ったメダルを自分で手にして胸にかけますよね。
銅メダルのナゴルニー選手の時は、
金、銀メダルも一緒にプレートに乗っています。

自分の目の前に来たメダルを見て、
金と銀のメダルを愛おしそうに撫でて
いたずらっ子みたいにニコッと笑って
自分の銅メダルを手にしたのです。

ほんとなら、感染防止でこのようなやり方をとっているので
ナゴルニー選手が他のメダルを触るなんてもってのほか!
が、あまりの可愛さにそのままスルー。

あと、このシーンで思ったのは、
これって「金の斧銀の斧」じゃね?

「あなたが獲ったのは金のメダルですか?
銀のメダルですか?」

ナゴルニーならここで、金のメダルを手にするなんていう
いたずらゴコロも発動したはずですが、
そこは橋本くんへの敬意を表して
正直者ナゴルニーは銅メダルを手にしましたよ。

さらに、メダリスト会見の時、
ナゴルニー選手は自ら口をはさんで
橋本君が10代という若さで実力があり品格も備えた
王者であることを力説。

先日の個人総合に対する橋本くんへのSNS中傷、
それに対する橋本くんの長文の見解を踏まえての発言だったと思う。

ナゴルニー選手、
ウィットも正義感もある。