Category Archives: おでかけ・イベント

英国紅茶とスコーンのお店「アンティ」@小倉

ずいぶん前に一度行ったことのある小倉のアンティさん。

階段を上がって行って中の見えないドアなので
様子がわからないまま開けると
数人待ってました。

久しぶりに紅茶とタルトとスコーンのセット(1500円)
普通に美味しいのですが、
クリームが生クリームでもクロテッドテッドでもなかった。

藤田真央 ピアノ・リサイタル


■日時:2023年10月18日(水)19:00
■会場:アクロス福岡
■曲目:
ショパン
ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 Op.26-1
ポロネーズ 第2番 変ホ短調 Op.26-2
ポロネーズ 第3番 イ長調「軍隊」Op.40-1
ポロネーズ 第4番 ハ短調 Op.40-2
ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 Op.44
ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」Op.53
ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61

リスト
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

クラシック詳しくないけど
真央くんには行くようにしている。
なんといっても愛らしい。

それも今回はショパンというから楽しみ。
真央くんの「英雄」が聴けるだなんて!

客席はやはりおばちゃん層が多くて
登場した瞬間から「可愛い」の声。
いつもの感じでヘロヘロっと現れて
着席するといきなり弾き始めた。

ショパンですのでドラマティックで聴きやすく
いよいよ「英雄」!
長男が受験ぎりぎりに挑んでたけど
そう簡単に弾けるわけではなく
間に合わなかったのよ。

真央くんは、来るぞ来るぞ~!の
あの有名なフレーズをジャジャーンと勇ましく弾くかと思ったら
そこさえもとてもきれいな音で弾いたのだった。

各曲ほとんど間を空けることなく連続して弾く
これって「アタッカ」というのだね。

そして、一番美しかったのがアンコールの
チャイコフスキー「遠い音」。
真央君の魅力全開のキラキラした音でした。

飛鳥寺

飛鳥駅から「赤かめ」周遊バスというのが出てまして
といっても1時間に1本くらいなので使い方が難しいのですが
なんとか利用して飛鳥寺へ。

推古天皇に創建された日本最初のお寺。
お客さん全然いなくてね、
門をくぐって

お堂に入るとすぐにご本尊飛鳥大仏!

大火災で痛手を受けているものの
609年止利仏師の手による日本最古の仏像。
その佇まいは静かに慈愛に満ちていて、
ちょっと泣きそうになった。
一人でしばらくずーっと見上げていました。

住職さまはお着物ではなく普段着でいらっしゃるので最初気付かず、
でも来観者には解説をしてくださいます。

蘇我入鹿首塚。
記憶が小学校とか中学校にワープしますね。

飛鳥宮跡
長い期間宮殿が営まれた場所です。

ぐるりと歩いて当時をイメージ。

そしてこれも教科書で見た石舞台古墳。
蘇我馬子の墓と言われています。

中に入れて

こんな感じ。

この巨石を一体どうやって運んだのだろう?

なにせバスがあまりないので急いでまわって駅に着くと
少し時間があったので
再び岩屋山古墳へ。

ここがゆっくり見られるし、飛鳥石がきれいだし、
一番好きかも。

隣駅にちょっと立ち寄って電車から見えてた橿原神宮をぶらり。

充実の古墳ツアーでした。

ペンション飛鳥

国宝満載なのに観光地化されてなくて
のんびりできる飛鳥。
その分お宿も少なくて、駅近くのペンション飛鳥さんにしました。
レストランもやっているのでご飯目当てです。
前日は満室だったようですが、この日は平日だったので
sasaともう一組のご夫婦だけ。

夜ご飯は手作り感のあるほっこりメニューでした。

朝ごはんもいただいて、さあ最終日

飛鳥の天皇陵と古墳~歩いてめぐる王家の谷

飛鳥は京都のように観光スポットが整備されてなくて
どうしたものかとネットを探ったら、
古墳をめぐるガイドツアーを発見し、申込みました。

参加者はそこそこのお歳の方ばかりで、
知識の差があれ古墳に興味のあるメンバーなので
歩いていくうちにお話もできるようになり
一人参加のsasaも全く問題なく楽しめました。

飛鳥駅に集合して4時間みっちり歩いて巡ります。

まずは駅近くの
◆岩屋山古墳
最初はよくわかなかった古墳用語も
だんだんわかってきますよ。
石室の中でも出口から続く廊下のようなところが羨道、
棺を収めるメインの部屋が玄室。
そして、使われている石もポイントでここでは固い石英閃緑岩(通称、飛鳥石)
というものが使われていて、斑点のような模様の中に
ひとだまのような模様が入っています。

◆牽牛子塚(けんごしづか)古墳
この表面は復元です。
八角形、ということは天皇陵ということです。
亡くなった後も八方を見渡しているよ、というのは天皇だけに許された形なのです。
そしてすぐ横には越塚御門古墳も。

◆欽明天皇陵
このあたりでは珍しい前方後円墳。
でも宮内庁の管轄となるとこのように外から眺めるだけ。

◆高松塚古墳
これは有名ですよね。
飛鳥美人の壁画は教科書にも出てきたよね。
壁画館では石槨の内部の壁画が解説されています。
ここも可愛いこんもり円墳。
昨日のキトラ古墳と似てます。

◆中尾山古墳
これも八角形らしいのですが、うっそうとした外観見るだけで
形の確認はできず。

◆天武・地頭天皇陵
こちらも宮内庁ですので外から拝観するのみ

◆鬼の俎・鬼の雪隠
代わりどころのお墓。
雪隠(トイレ)だなんて失礼な名前がついていますが
土台と上部がかなり離れた位置にあって
どうしてそうなったのかは謎。

◆カナヅカ古墳
大半が失われていて草に覆われてますが方墳だそうです。

と4時間みっちり歩いて古墳めぐり。
このツアー、テーマはガイドさんご自身で企画されたらしく
sasaの目的とぴったりでとても有意義なものでした。

古墳には形、使われている石、誰が埋葬されているか
などなど見どころはたくさんあって
sasaは全く未熟者ですが
そもそも九州にも古墳はたくさんあるのでそちらも探っていきたいです。