Category Archives: ミュージカル・お芝居

博多座『僕らこそミュージック』その2

つづきです。

*ファイト~中島みゆき(アッキー)
この曲の歌詞ちゃんと聞いたことあります?
サビは印象深いのですが、
アッキーがきれいに伝えてくれて
初めて聞いた気分です。
前列の方々いっせいにハンカチでした。

*信じて走れ~『組曲虐殺』(王子)
はあ…この曲出しますか。
作品がつら過ぎて入り込まないように敬遠してしまうのです。

2人それぞれの持ち歌から
*幸せのピース(王子×アッキー)
振り付きで客席全員で楽しみますよ~♪

*I WILL GET YOUR KISS(アッキー×王子)
アッキーのデビュー曲だそうです。
ごめんなさい、歌手・中川晃教のことはよく知らなくて。
シンガーソングライターですのでアッキーの作詞作曲。

*最後のダンス~『エリザベート』
*闇が広がる~『エリザベート』
トートは王子の艶が出ますよねえ。
ルドルフを経て大人になった王子の余裕
妖艶な髪形と化粧もよく似合ってるし、
ハマリ役だと思う。
エリザは作品としてどの曲も素晴らしいし、
王子トートずっと続けて欲しいな。

さてさてこのお2人ですので
*僕こそミュージック~『モーツァルト』
この曲大好きなのでこの2人で聴けて最高です。
ですがこれはねえ、アッキーの勝ちです。
王子の生真面目さからヴォルフのやんちゃさは弱い。
アッキーヴォルフの自由さがとても心地よいの。

*影を逃れて~『モーツァルト』
が、こちらの苦悩っぷりは王子の勝ち!
多喜二といい苦悩を演じさせたら王子には叶わないからね。

*山下達郎『クリスマスイヴ』
最後は12月なので爽やかに明るいクリスマスソングで終わりました。

何がよいって2人とも歌が完璧☆
そしてデュエットの時は相手とのバランスをちゃんと取って
歌の完成度を最優先する。
王子はもともと相手の歌を尊重するけど
アッキーもあの個性的な際立つ歌声を相手にあわせて
抑えてくる。
歌もだけど意識も高い2人。

そして、ファンとして、王子よりよくても何の不満もないのは
アッキーだけではないだろうか。

胸いっぱい大満足のひとときでした。

博多座『僕らこそミュージック』

■日時:2020年10月20日(木)13:00 休憩なし2時間
■会場:博多座1階E列サブセンター
■出演:井上芳雄、中川晃教

前回は匂わせ投稿しちゃいましたね。
すっかり遅くなりましたが
そうです、王子のコンサートです。

それもお相手はアッキー!
相手に不足なし!

千秋楽だったしセトリ公開してもいいよね。

オープニングは僕こそミュージックの
あのピアノの音。
あ~たまらんっ

*When Will I See You Again(王子×アッキー)
2人で歌いながら登場。
2人ともキラキラしたお衣装です。

まずはソロを1曲ずつ。
*人のツバサ~『SHIROH』(アッキー)
ゲキ×シネでも見てないんですよ。
新感線ですよね。

*チャリティ~『ダディロングレッグス』(王子)
はい、大好きなダディ。
名曲だなあと改めて思う。
後半どんどん盛り上がって、王子ってこんなに声量あったっけ?
と思うほど壮大な歌になりました。

*君の結婚式~『ウェディングシンガー』(王子)
これも懐かしいなあ。
後半王子が客席中央辺りから現れるんですよねえ。
なんかねえ、自分の観劇歴も蘇ってセンチメンタルに。

*君の瞳に恋してる~『ジャージーボーイス』(アッキー)
ソニンライブから2度目ですよ。
ジャージー公演自体は中止になってしまいましたが、
今年2回も聴けるなんて夢のようです。

*You’re Nothing Without Me~『City of Angels』(王子×アッキー)
2人で歌いました。
リズミカルでカッコいい。
この曲ねえ、正直、アッキーの方が上手です。
アップテンポはアッキーの方が似合うもん。
で、これが他の人だったらちょっと嫌な気持ちも入るんだけど、
アッキーだと全く問題なし。
アッキーは王子とは全く異次元の人なので、
別世界の人の素晴らしさは素直に認められる。

*カフェソング~『レミゼラブル』(王子)
王子の声にあいますねえ。
「あ~友よ~行くな」のところで
ステージの奥でアンジョたちのようにアッキーが幻として現れます。
ここで王子調子に乗り過ぎました。
あまりにもレミゼに出たいあまりに
マリウスのイメージ画像を作ってしまった。
いや、あれはマリウスか?はたまたアンジョ?
ABCカフェの誰かのイメージで衣装とカツラ、
ブラウス風の白いシャツで窓辺から当たりの様子をうかがう
の図。

sasa何度か書いてると思うけど、
レミゼの中でカフェソングが一番好き。
王子の声はあってるし、上手だけど
本来は涙涙の悲しいシーンが
このパロディ映像で会場笑いに変わる。

それとね、ここから王子の恨み節。
「僕、ずっとこの作品に出たいと言ってるんですけど。」
「アッキーはそもそもこの作品見たこともないらしいんです。」

からの

「昨日帰ってFNS見たら
民衆の歌やってて、
奥さんも出るから見てたんですけど」

ここで軽く奥様の話を挟んできた。

さらに

「見たらアッキー出てるじゃん!」

出たいと言い続けている王子は呼んでもらえず
見たこともないアッキーがちゃっかり入っている。

さきほどの「カフェソング」で
マリウスの後ろを亡霊のように歩いたのも
見たことないから
「こんな感じかなあ?」と歩いたらしい。

このやり取りかなりウケた。

次はアッキーソロで
*ボヘミアンラプソディ~QUEEN(アッキー)
まあ、想像してもらってわかると思うけど、
アッキーのボラプは素晴らしかった。
そりゃあフレディは唯一無二なのであれに勝ることはできないけど
日本人でモノマネではなくオリジナルで歌って成立するのは
アッキーではないだろうか。
そして王子も
「日本でボラプがミュージカルになることがあれば
アッキーやればいいじゃん」って。
これには会場一同激しく賛成!

長くなってきたのでつづきはまた。

お久しぶりの

博多座でございます。

FNS歌謡祭第2夜

先週の第1夜を見逃しまして
今日は録画。

もちろん注目はミュージカル企画。
『エリザベート』は今年の公演がならず
歌うのは花總エリザといくさぶろトートなのに
流れたイメージ映像は王子トートという。

こういうの見ると聴くと
王子ファンは意地悪にも満足しますね。
やっぱ王子は格が違います。
もっと声が響くし、エリザとのハーモニーも心地よいもの。

でも、テレビで重宝されるのがいくさぶろ君であることは間違いない。
王子が忙しかったのかもしれないけど
テレビ界で呼びたいのはいくさぶろ君だもんね。
が、最近お友達と話題にしてるのが
いくさぶろ君の衣装。
今日のジャケットのようなスカートは何?
先日はおばあちゃんの綿入れ?みたいなもったりカーディガン。
スッキリ出演では「マタギ?」ってツイートされてた。
本人の趣味なのかスタイリストさんのご提案なのか…。

レミゼはなかなかビミョーでしたね。
一般人とのコラボは「みんなで列に入ろう」だったけど
やっぱり歌としては中途半端になったし、
今ならバルジャンは吉原さんが良かっただろうし、
なぜかアッキーが登場したり
なら城田くんも入ればよかったじゃん、とか
なんとなくキャストもちぐはぐな感じで
個人的には盛り上がらなかった。

テンション上がったのは
一青窈さんの「他人の関係」コラボで
大貫勇輔くん登場!
こういう艶っぽい歌には、大貫くんの大人の色気があうわ。
キレはもちろん、シナリもいいなあ。
一青窈さんのアップでは大貫くんのダンスが見切れるので
歌は耳で聴こえるからビジュアルは大貫くん集中希望!

とブツブツ言いながらの鑑賞でした。

『ベイジルタウンの女神』ダイジェスト映像公開

ふふふ、大好きだったベイジルタウンの映像公開ですよん♪

sasaがよく書いている
緒川たまきさんの愛らしさとか
ケラ舞台のプロジェクションマッピングの素晴らしさとか
映像で少しでも感じていただけたらなと思います。