Category Archives: ミュージカル・お芝居

東京遠征2日目

takiちゃんセレクトの
アントニオさん@アトレ四谷でランチ。
ちゃんとしたお店だなあという雰囲気通り
スープもパスタも美味しかった☆

会うの久しぶりだとは思ってたけど
なんやかんやで1年以上空いてたのね。
激動の1年を拝聴。

再び有明に戻り

終演後、同じく福岡から遠征中のゆうさんとタイご飯。

素敵な公演の感想を語り合うのは楽しい。

東京遠征

日生劇場からの

有明ガーデン

この度初めてバスを利用しました。
初心者には難しいかと思ったら
以外に簡単。
運賃も驚きの安さ。
海外客もどんどん乗り込んで大忙しなのに
運転手さん英語でテキパキ対応。

それでも移動に時間がかかり
ほとんど飲まず食わずの1日。

LIVE PERFORMANCE 『3』福岡公演

■日時:2024年3月13日(月)18:30
■会場:福岡中央市民センター
■出演:蔡 暁強 福井 晶一 吉沢 梨絵 阿部 篤志
スペシャルゲスト:増本藍

久しぶりのシャオチャン。
地元の子ども・若者たちを募集しての
ステージでした。

シャオチャンはスーツ着て司会者として登場。
ここにきてのSNSでの宣伝にも力入れてたし、
とても気合が入ってました。

1部はその出演者たちの歌やダンス。
と言っても、増本さんが引っ張っていたからこその成立だね。
まあ発表会にプロの増本さんが華を添える感じ。

2部では、何らかの合格者を決めたとのことで
2人が登場。
歌とダンスを披露しました。
シャオチャンは拍手をしつつも
なんだか満足してない様子。
だって松井絵里ちゃんプロデュースの公演の時だって
「う~ん、まだまだ」って言ってたくらいだもん、
シャオチャンの求めるレベルはものすごく高いから
それには至ってないようです。

シャオチャンずっとスーツだから
え~まさか踊らないの?
って心配してたら
「ちょっと着替えてきます」っていったん消えて
踊れる服とシューズになって戻ってきました。

そしてね、やっぱりシャオチャンのダンスは素晴らしかった。
ひとつひとつの動きが足先まで抜かりなく美しい。
あのレベルを求めてもそりゃ難しいだろ。
人に厳しいだけのことはあります。

シャオチャン、最近SNSで生徒たちに対して
想いを熱く語っています。
それはちょっと説教臭くもありますが、
指導者・プロデュースの側になって
どんどん思いが募っているようです。

パラドックス定数第49項「諜報員」


■日時:2024年3月13日(水)19:00/14日(木)14:00
■会場:東京芸術劇場シアターイースト 自由席
■作・演出:野木萌葱
■出演:植村宏司 西原誠吾 井内勇希
神農直隆 横道毅 小野ゆたか

仕事の都合がつかない中でも
無理やり遠征したのはこのためでした。
昨年のsasaの観劇ベスト1を覚えていらっしゃるでしょうか?
「骨と十字架」の脚本家・野木萌葱さんが主宰の
パラドックス定数の公演、それも神農さんご出演ですよ。

*story
ソビエトの諜報員ゾルゲのお話
というかゾルゲを匿ったとされる協力者=諜報員のお話です。
突然連行された4人は、
最初は「訳が分からない、なんで俺が?」と主張しますが、
まあそう言うのは当然で、
そこから、どういう正体で、真実と嘘の疑心暗鬼の中、
探りあう。

舞台はかなりの暗さで、
シンプルなセットの中での会話劇。
ヒリヒリぞくぞくする。

神農さんも去年の「骨と十字架」で知ったばかりで
他の方々存じ上げないのですが、
全員すごい役者さんです。

緊張感の中での2時間、
聞き逃すと置いていかれるので、
観客もものすごい集中力で観ています。
ゾルゲがスパイだとなんとなく知っているくらいで
大杉栄と小林多喜二くらいはわかりますが、
他にも歴史上の人物名が出てきても
わかりにくいこともなくちゃんと理解できます。

これぞ!と思って遠征し2公演観たので、
初見で全体を通し、
売っていた台本を買って夜読み、
翌日2回目で復習。
しっかり楽しめました。

無理して遠征する意義のある公演でした。
福岡まで来ることはまずないと思われるので、
これは次作も遠征決定です。

#パラドックス定数 #諜報員 #シアターイースト

ミュージカル『カム フロム アウェイ』


■日時:2024年3月13日(水)14:00
上演時間100分
■会場:日生劇場 2階A列
■出演:安蘭けい 石川 禅 浦井健治 加藤和樹
咲妃みゆ シルビア・グラブ 田代万里生
橋本さとし 濱田めぐみ 森 公美子 柚希礼音
吉原光夫

*STORY
9.11の裏にあった実話です。
あの日アメリカの空港は閉鎖され、
着陸できなかった38機の飛行機、7000人の乗客は
カナダ・ニューファンドランド島のガンダー国際空港に降り立つ。
小さな町は突然2倍の人口になり、飛び立つまでの乗客と住民の5日間。
テロと、いつ帰れるかもわからない不安、
突然やってきた見知らぬ乗客たちを受け入れ、
心を通わす地元の人々。

12人のキャストで100人を演じます。

こんな秘話があるとは知らなかったし、
お話自体はとても良いものです。

普通のミュージカルですと
一人で歌い上げるソロ、
しっとり聴かせるソロ、
みんなで歌い踊る群舞、の中で
「ここ拍手です!」のポイントがあって
ワーッと盛り上がってちょっと落ち着き、
の緩急がありますよね。

が、この作品ずっと誰かが歌ってて
それぞれが変わりばんこにクローズアップされる設定なので
観る方も休憩なし。
それもトーンがあんまり変わらない印象。

100人それぞれのストーリーと
12人キャストのキャラ、
歌も踊りもあって情報多すぎ。

全員が主役級のキャストさんたちなので、
みなさん魅力ある方なのに
それが伝わってこない。

万里生くんは少し特徴あるキャラだったものの
正直浦井くんが何やってたかよく覚えてない。
濱めぐさんとか柚希さんとかすごい方々なのに
濃度が薄まってしまう。

かっこよかったのは吉原さん。
歌が上手なのはもちろんだけど、
あんなにダンスもいいのね。
ちょっとした振りでもキマッてた。

でも、椅子の組み換えで飛行機だったり控え室だったりの転換
衣装や帽子でキャラ変更、
それを澱みなく続けられるのはあのプロキャストたちだったからだろうなと思う。
相当練習も多かったようだしね。

そして全員がプリンシパル級だからこそ、
誰か突出せずに、それぞれの人生があることを表現するためには
個性丸出しで前に前に自己アピールすることなく
大事件に巻き込まれた一般人の物語
にしたのかなとも思う。