Category Archives: ミュージカル・お芝居

韓国ミュージカル ON SCREEN『ファントム』


■映画館:ユナイテッドシネマキャナルシティ
■出演:
ファントム(エリック):キュヒョン(SUPER JUNIOR)
クリスティーヌ・ダーエ:イム・ソンへ
ほか

『オペラ座の怪人』と同じくガストン・ルルーの原作を
アメリカで制作したミュージカル。
日本でも城田くんが演出・出演してましたね。
日本初演は大沢たかおさんだったとか。

そのミュージカルの映像映画です。

観たことないからどんなお話か観てみようくらいの気持ちで行って、
最初は韓国語の台詞が聞きなれず
「う~ん、歌詞と音楽があわないなあ」とウトウトしてたところ
本格的に歌い出して跳び起きた。

いやあ、圧倒的に歌がうまい。
なんだこれは!
日本、全然負けてる…。

王子が韓国すごいとか、韓国にレッスンに行ったりしてるのがよくわからなかったけど、
こういうことなのか。

クリスティーヌはオペラ専門の歌手のようなので納得なんだけど、
ん?ファントム役はアイドルなの?
ハイレベルのレッスンでこんなことになるの?

いやあ、驚いた。

ちょっと前にやってた『エリザベート』は観られなかったのよ。
なにせ上映期間が短くてね。
残念っ

よしもと福岡「自分の好きなネタライブ」


■日時:2025年9月15日(月)18:00
■会場:よしもと福岡劇場 自由席
■出演:男性ブランコ/ななまがり/ジェラードンかみちぃ/9番街レトロ
気になるあの娘/中村圭太/喜喜かいばしら/パスタとパスタ

梅田とかルミネは行ったことあるけど、
地元福岡の劇場は初めて。
1時間くらいの軽めのライブです。
男性ブランコが見たくてね。

短い漫才でしたが、とつとつとしたネタがとても面白かった。
ジェラードンはかみちぃ一人の出演で、意外にとてもかっこいい。
ななまがりと9番街レトロもさすがの全国区。

に比べると、やっぱり福岡芸人はう~んとなるけど
中村さんのひと昔前のような芸風が結構面白かった。

最後は福岡芸人さんが揃ってここだけ撮影OK

思ったのは、お客さんは若い女の子ばかり。
AKBが「会えるアイドル」であるように
終演後は出てきてお見送りがあって
好きな福岡芸人さんとお話できます。
もはやアイドルのようでした。

生の舞台が好きなsasaとしては、
やはりライブは楽しいもので、
遠征せずに気軽にみられるのでまた行きたい。

ミュージカル『ある男』

■日時:2025年9月6日(土)12:30
■会場:福岡市民ホール 10列サイド
■原作:平野啓一郎「ある男」
■音楽:ジェイソン・ハウランド
■脚本・演出:瀬戸山美咲
■出演:
浦井健治 小池徹平 濱田めぐみ ソニン
上原理生 上川一哉 知念里奈 鹿賀丈史
碓井菜央 宮河愛一郎 青山瑠里 上條 駿 工藤広夢 小島亜莉沙
咲良 俵 和也 増山航平 安福 毅 植山愛結 大村真佑

面白かったです。
まあ、原作面白いからね。
映画よかった。

突然事故死した夫。
しかしここで、夫が夫でなかった
(戸籍の名前の人物ではなかった)ことを知る。
いったいあの男は誰だったのか?

ただ、原作のテーマはもっと多いから
入りきれない。
名前ってなんだ?戸籍、在日…

息子くんが「戸籍なんかどうでもいいから
お父さんがいてくれればいい」
みたいなところ泣けるわ。

そんな入り切れてないこと多いのに、
刑事が仕事中心で家庭を顧みないことに結構時間割かれてて
う~ん、そんなよくあるテーマは
この作品で重視しなくてよくない?
この作品ならではのテーマを深掘りしてほしかった。

あとねえ、お兄さん(上原)が亡くなった弟の家を訪ねる時
靴のまま上がって座布団に座ったの。
なんだそれ?雑すぎる。

作品いいし、素晴らしい役者さんが揃ってるのに
惜しい!

哀しみを讃えたソニン良かった。
あごのラインがキリっとしてて綺麗。

濱田さんは大阪のおばちゃんっぽかった。

鹿賀さん登場の時は拍手がおきました。
戸籍ブローカーというインチキ臭い役が
なんとも厭らし~くてね。
歩くのも大丈夫なのかとも心配したけど
あの独特な声もしっかり出てて歌もよかったわ。
さすがだね。

ミュージカル『ジャージーボーイズ』

■日時:2025年8月14日13:00 1幕80分 休憩20分 2幕80分
■会場:シアタークリエ 14列サイド
■出演
★チームブラック
フランキー・ヴァリ:中川晃教
トミー・デヴィート:藤岡正明
ボブ・ゴーディオ:東 啓介
ニック・マッシ:大山真志

いやあ、今や超激戦公演ですね。
行けるのがこの日マチネピンポイントだったにもかかわらず
奇跡的に取れました。ありがたい。

人気沸騰も納得の素晴らしさ。
4人の歌があまりに素晴らしくて泣けた。
完璧なんだもの。

それもクリエはちょうどよいサイズ感だよねえ。
福岡は久留米市シティプラザなんていう無駄に広い会場だったから
チケットの売れ行きもいま一つで
盛り上がりにも欠け、
きっともう福岡公演がコリゴリってイメージになってるんだよなあ。

アッキーが素晴らしいのはわかってたことだけど
感動的だったのが東くん。
王子のラジオに出た時にも想定外に上手で驚いたけど
ぐんぐんうまくなってる。
調べてみたら、歌の基礎を独学したり
個人レッスンに通ったりしてたのね。
素晴らしいです。

クズ男トミーの藤岡くんも、やっぱり声がいいよねえ。

花村くん好きだからチームグリーンも見たいし
イエローも見たいけど
そんな欲深いことは言いません。
なにせ安定のブラックだったのですから。

トークショー@『サルメ版 黒い十人の女』

8月12日マチネの後にトークショーがありまして、
登壇者はサルメの
石川湖太朗、小黒沙耶、西村優子、遠藤真結子

それぞれに担当があって
石川:脚本
小黒:音楽
西村:衣装
遠藤:制作

役については
★小黒:
他の9人と違い、妻という圧倒的な立場の違いをどうするかを考えた。
妻としては裏切られ続けているものの、
流産した時に自分も産めない身体にした風には負い目を感じている

★石川:
つかみどころがなく、ある意味道化のような役でもある風。
女たちは自己紹介があるけど、風は自分を語らない。
女たちについては、その他大勢にならないよう、全員をクローズアップさせた。

これについては納得。10人いても、それぞれのキャラがしっかり心に残っている。
三岸三郎:誰よりも風を好きだったよね。
四村塩:憎たらしくて可愛い
後藤五夜子:一番元気に動いてたけどなんだか寂しい
虫子:ずっと口をへの字に曲げていて本当に笑えないのかと思ったほど
櫛子:吃音役なだけに、言葉を大事にしたそう。
八代:強いけど、その分無理するほど頑張ってるんだよね
鈴木彩葉:テレビ局受付だけど風にカレーを運ぶのが支え
平佐喜子:読み聞かせがとてもきれいだった
松原もか:昭和のビミョーにださいアイドル

みんな心に残ってるよ。