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博多座『ジャージー・ボーイズ』チームGREEN

■日時:2022年11月12日(土)12:00
1幕80分 休憩30分 2幕80分
■会場:博多座3階 C列サイド
■出演:
チームGREEN
花村想太、尾上右近、有澤樟太郎、spi

加藤潤一(ボブ・クルー)
山路和弘(ジップ・デカルロ)
戸井勝海(ノーム・ワックスマン)
綿引さやか、小此木麻里、遠藤瑠美子、ダンドイ舞莉花
大音智海、山野靖博、若松渓太、杉浦奎介、岡 施孜

以前テレビでアッキーと『君の瞳に恋してる』を競演してて
おーアッキーと対抗できる新星現る!
と思ったので、今回は花村ヴァリに賭けることにしました。
その期待通りに素晴らしいヴァリでしたよ。
あの輝くような高音、
あれをずっと出し続けてることを思うと
喉の負担は大変なことでしょう。
音程も確かだし、抜群の歌唱力。
に加えてですね、ダンスユニットDa-iCE (ダイス)のメンバーであるからには
ダンスもキレッキレ。
動きが軽い。

花村くんは童顔だけど実は30歳超えてるらしく、
お父さんになった姿はそれなりにほっこりふくらんで見えて
おじさんになってたから不思議。
太ってるはずはないから筋肉なのかな。

お顔は可愛いし歌って踊れるからミュージカルにはぴったり。
かなり気に入ってしまい、次回のRENTがぜひ見たい。

チームGREEN=ヤングチームなので
なんとも瑞々しい。新鮮☆爽やか
若い男の子たちって可愛いわ。

といっても、もちろん実力のある方々で、
歌舞伎の方ってみなさん歌上手なのかしら、右近さんもいい声で正確。
台詞もきれい。
ただ育ちの良さのせいか、クズ男のトミーにしては品がありすぎかも。
spiさんは以前も観たことあるけど、有澤さんは初。
この4人、全員踊れた。
ダンスに重きをおくsasaとしては大満足。
ヴァリはともかく、比重が偏らなくてバランス良かった。

これまで何度か観てるのに、
4人がグループ名「Four Seasons」にあわせて
四季を表してるとは、初めて知ったお恥ずかしい始末。
「Four Seasons」のこれまでを4人の視点で一人ずつがメインとなって振り返る
という構成になっていたのだ。

なので、ヴァリだけでなく、全員が主役になっている。

クズ男トミーが作ったマフィアからの借金を
なぜか肩代わりして懸命に働くヴァリ。
才能をそんなことに使うなんてもったいない。
トミーを切り捨てれば、ボブとともに丸儲けだったし、
恋人と別れたり、娘の近くにいて亡くさなくて済んだかもしれないのにね。
トミーに見出してもらった恩義を持ち続けるヴァリ。

ストーリーをなんとなく覚えていたのは、
クリントイーストウッド監督の映画版も観ているからですね。

どんどん暗い方に進むけど、借金を返し終えたところで
なんだかいきなり授賞式になって4人が揃い
「ごく普通の人々に愛されることが嬉しい」と
めでたしめでたし。
客席も一体となって楽しい宴。

ストーリーも曲も覚えてきたし、楽しくなってきたぞ。

王子@NHK「ミュージカルTV」

豪華キャストでしたねえ。
王子はもちろん、海宝くん、カッキー、濱田めぐみさん。

「トゥナイト」はこれまで王子はいろんな方とデュエットしてきましたね。

曲は全曲といっていいほど王子バージョンで知っていました。

「サウンド・オブ・ミュージック」
王子は振りも喜びに溢れててミュージカルの素晴らしさを全身で表現。

うってかわってファントムでは、妖艶にクリスティーヌを誘う。
ちょっとトート閣下入ってるけどね。

「Love changes everything」は
サラ・ブライトマンの凛とした歌声が好きな曲。
今回は3人で歌ったのですが、
最高に力強く歌詞と音楽と振りでメッセージを伝えている。
全身がミュージカルなんだよなあ。

でもさあ、なんだか、王子の曲は細切れで短くないか?
海宝くんはあんなに長めでたっぷり歌い上げてるのに…。
四季は海宝君の専門、
ジキハイはカッキーの主演作だとしても、
『ディア・エヴァン・ハンセン』なんて、王子が推してるミュージカルではないか!

と思ってたらさ、
ラストは王子のソロで『Your song』
え?驚きと感動で泣けた。
王子の歌でこの曲が聴けるとは。
それもさあ、この曲を完全にミュージカルに仕上げた。
そこに、ミュージカルを引っ張る強い意志と責任感を感じたのだ。

井上芳雄はミュージカル界のプリンスというよりキングかもね。

LIVE in the DARK tour w/坂本美雨

■日時:2022年9月17日(土)17:00
■会場:福岡市科学館 ドームシアター

プラネタリウム内で行われる坂本美雨さんのコンサートです。
ピアニストの平井真美子と、チェリストの徳澤⻘弦とのバンドで行われます。
最初のトークだけはライトがつきますが、
その後暗くなって、シートも倒し、
星空を見ながら坂本美雨さんの歌を聴きます。

ご存じの通り、坂本龍一さんと矢野顕子さんの娘さんですから
どちらのニュアンスも感じられます。
声は矢野さんだし、坂本さんのクラシカルな要素も。

ほんとはポップな曲もあるんだろうけど、
なにせプラネタリウムなので
全てがヒーリングミュージック。
似たような曲が続く中、この曲いいなあと思ったら
お父さんからプレゼントされたと言われて納得。
大事な娘への愛を込めて書いたのでしょうね。

TOMOVSKY@マチノブンカサイ

■日時:2022年9月4日(日)
■会場:旧内山下小学校跡地(岡山市)
■出演:トモフスキー、優河、Bialystocks、
世武裕子、吉澤嘉代子(ピアノ伊澤一葉)
フラワーカンパニーズ

岡山の廃校を利用して行われたマチフェスイベントです。
TOMOVSKY出演というので初の休暇取得しました。
フラワーカンパニーズも気になってたので
両方見られるのは嬉しい。

出演者として最初に発表されたのが
トモフとフラカンで、こういうの慣れてないから
オープン10:30から参加できるように新幹線手配したら
その後から追加アーティストが発表される仕組みなのね。
結局トモフは17時、フラカンは20時。

張り切って到着して何しようと思ったけど
運動場でのステージや校舎内のワークショップとか
ブラブラしてたらあっという間でした。

昔の体育館内のステージなので
もちろん冷房はなく、
そこまで密じゃなくても室内暑い。
アーティストさんたち汗だくです。

トモフは長袖シャツで登場。
ず~っとお客さんの熱中症を心配します。
「ウロウロしていいぞ~」「飴ここに置いとくから取りにこい」
客席の暑さを心配して、ステージ用の送風ホースも客席に移動。
もともと冷房苦手って言ってるけど
あの暑さで熱唱して飛び跳ねたら心配するよ。
56歳だしね。

45分くらいのステージだけど十分楽しかった☆

桃フスキー56歳/脳/ほめてよ/立派な浮遊霊/作戦会議/
不死身FUNK/SKIP/ひとりに戻るんだ/世界は終ってなかった/
我に返るスキマを埋めろ/映画の中

48時間

3月の残業時間。
もう無理…

SKIPすることにします。
「気まずい空気を吸い続ける努力が
報われた歴史を僕は知らない~♪」