Monthly Archives: 4月 2025

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博多座『レ・ミゼラブル』2回目


■日時:2025年4月28日(月)12:00
■会場:博多座 3階B列サイドブロック
ジャン・バルジャン:佐藤隆紀
ジャベール:小野田龍之介
ファンテーヌ:生田絵梨花
エポニーヌ:ルミーナ
マリウス:三浦宏規
コゼット:水江萌々子
テナルディエ:六角精児
マダム・テナルディエ:樹里咲穂
アンジョルラス:小林 唯

2回目はシュガーバル。
ジャベは前回と同じく小野田さん。

ルミーナエポはものすごく強い。
エポのメイク、汚れ度が高すぎませんかね?
炭鉱夫さんですか?くらいスス汚れてます。

初見でよかったのがアンジョ小林さん。
四季辞めてどんどん活躍されてますよね。
次はジャージーもだし。
歌がとてもよい。
惜しいのはやっぱり背だよなあ。

マリウスは前回の山田くんがよかったのでねえ。
三浦くんはお顔が素敵だけど
歌がちょっとズレます。
せっかく踊れるのにマリウスが踊るといえば
結婚式のダンスだけだからもったいないね。

次は『レ・ミゼラブル ワールドツアースペクタキュラー』があるそうです。
珍しく福岡公演も。
チケット高すぎて無理っ

講演会「芥川賞を語る」


■日時:2025年4月25日18:30
■会場:西南学院大学チャペル
■登壇:平野啓一郎氏、鈴木結生氏

『ゲーテはすべてを言った』で芥川賞を受賞した
西南学院大学大学院生である鈴木氏の祝賀講演会。
本読まないけど講演会好き。
応募2200人の中から当選いただき行ってまいりました。

23歳で芥川受賞、福岡にゆかりがある(鈴木氏はsasaと高校同じ)
という共通項のある二人。
無茶苦茶面白かった。
平野さん、思った以上によく喋る。
そしてその言葉選びは秀逸でたまらんっ!

鈴木さんの祝賀会として、誰に来てほしいか聞いたところ
平野さんを挙げたそうです。

鈴木さんという作家の登場をどう感じているか?
の質問に対して、自分の作品『葬送』を挙げながら
「ドラクロワは絵が完成した時に招待状を若者に送っていて
あの年齢になれば若者に評価されたいと思うのでは?
と思っていたが、実際自分がそういう年齢になると
やはり思っていた通りで、
なので、今日は鈴木さんという若者に呼んでもらって嬉しい」
というなんとも美しい導入。

鈴木さんの作品については
「アカデミックで閉ざされたようでありながら、
フェイクニュースといった今の問題も取り入れている。」
「現実の世界で満たされない苦悩の人が
自分の実在の危機から脱するために書くのが小説家
という場合が多いのに、
鈴木さんの作品は明朗」

審査員としては
「芥川賞のレベルは上がってきていて海外からも注目されている。
日本の文壇が新しいと感じ、読んで欲しい、世界に出したい
と思う作品を選ぶ」

鈴木さんから「平野作品はオーディブルが多いですね」
平野「声優さんは抜群に読み方がうまい。
自分でもあんなには読めない。
印税が増えてるので確実に需要が増えているのはわかる」

平野さんの文体は森鴎外の影響を受けている。
言語にならないものを形式的安定感におさめたい。
三島由紀夫も自分のナイーブな部分を森の文体で克服しようとした

「小説家というのは自分の才能との恋愛関係のようなもので
鈴木さんのような受賞直後はハネムーン
→苦悩の時期
→のりこえる
→銀婚式

鈴木さんは平野さんに倣って最初は3部作でスタートした。
トルストイ→ゲーテ→ディケンズ。
長編が書きたいが、地力をつけるために短編書こうかな
平野「短編は実験ができるけど、しっかり長編を書いた方がよい」

と言いつつ最後に鈴木さん
「6月に新刊出ま~す」
これは短編集のようだな。

ミュージカル 『昭和元禄落語心中』


■日時:2025年4月22日(火)
■会場:福岡市民ホール 大ホール 22列サイド
■出演:山崎育三郎 明日海りお 古川雄大 黒羽麻璃央 中村梅雀
    阿部裕 村井成仁 ほか

人気漫画をもとにしたオリジナルミュージカル。
いくさぶろ君が企画から入ったようです。

落語の師匠(中村)のもとに弟子入りした信→助六→初太郎(山崎)と
坊→菊比古→役も(古川)が切磋琢磨しながら稽古に励み、
みよ吉(明日海)と菊比古との恋愛や別れ、
後の初太郎との結婚から悲劇へ。
のストーリーを初太郎(黒羽)が回顧する。

いくさぶろ君苦手だし、
あまり乗り気じゃなかったんだけど
思ったより面白かった。

最初が落語の『死神』から入るのが
それってトート閣下じゃん!
って苦笑したわ。

新しいホールは先日の加来さんの時も思ったけど
やっぱり響き過ぎ。
特に響かせがちのいくさぶろ君の声は
割れて二重に聞こえるんだよね。

古川くんはその塩梅を知ってか知らずかちょうどいい。

そして古川くんは洋も似合うけど和装も妖艶。
どっちもハマってます。

雰囲気はちょっと井上ひさしさんの音楽劇のイメージがあった。
日本発という意気込みは素晴らしいね。

美しき藤

藤を見に「八女黒木大藤まつり」
ひろばが設けられて、屋台も出てました。

今年初めて調べたけど、ここの藤、有名なのね。
あらためて見ると、
藤って下方にいくにつれて房が小さくなるから
自然とグラデーション。
和風の美だね。

そしてこちらが有名な黒木の大藤。
苔もついた幹の動きが日本画のよう。

古い街並みをブラついて

近くのグリーンピア八女で

もう一つのシーズンである
シャクナゲ。


ツツジはあんまり好きじゃないんだけど、
シャクナゲになると一気に可愛いわあ。

こちらの枝垂れてるのは
サトザクラというらしい。

ホークス VS 楽天


いつものようにいただきもののチケット。

写真みておわかりですかね?
去年あんなに満席だった客席がガラガラ。
こんなの初めて。

弱いとてきめんお客さんは来ないのね。

お客さんが少ないと客席も盛り上がらない。

弱いループにはまってる。