映画『スラムドッグ&ミリオネア』

一風堂ラーメンの後は
せっかく子どもたちをおばあちゃんちに預けたのをいいことに、
この際だからとレイトショーに行くことにしました。
子どもなしでパパとご飯食べたり、映画観たりって
結婚前のデートを思い出すわあ。

アカデミー賞総なめの『スラムドッグ&ミリオネア』。
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スラム出身の主人公ジャマールが、大人気のクイズショーに出演し、
これまでどんな知識人も勝ち残ったことのない、最高額の賞金まで勝ち進む。
何故彼は答えを知っていたのか。
イカサマを疑われて警察の尋問を受ける中で、
彼の人生とクイズの答えがつながっていく…というお話。

彼はもちろんイカサマをはたらいたわけではなく、
これまでの人生の中で答えのヒントを得ていました。
そんなに都合良い巡り合わせがあるわけないじゃん
と普通なら思うところですが、
主人公のこれまでの人生を見ていると
たまにはそんなことあってもいいじゃん
と思ってしまいます。

映像もとても斬新。
ハリウッド映画のようなカーチェイスや追いかけではなく、
子どもたちが走る、走る、走る…のシーンもこれまでに見たことのないような
疾走感とエネルギーがあります。

インドの抱える貧困と不条理が絶対的なものとしてあり、
最後がそこそこハッピーに終わっても、やるせなさの残る映画なのですが、
最後はインド映画のお約束、出演者総出で踊りまくるエンドロール。
このアンバランスさ、インドってすごいわ。
本気出したらエライことになる国ですね、きっと。

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