LIVE POTSUNEN 2013 「P+」

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■日時:2012年6月15日(土)13:00 上演時間90分
■会場:北九州芸術劇場
■出演:小林賢太郎
■お席:E12

ちょくちょく覗かせていただいているブロガーさんのお気に入りということで、
sasaもPOTSUNEN初挑戦です。

いやあ〜いいもの見つけちゃった!
センスがあってウィットに満ちてて、
上質な笑いの空間でした。

そもそもPOTSUNENとは何かというと、
ラーメンズ小林賢太郎さんのソロコント。
ラーメンズというと、片桐さんの印象が強過ぎて
これまで敬遠がちだったのです。
それがなんてスマートでお洒落な世界なんでしょう。

ソロコントですから登場は最初から最後まで小林さんお1人で、
イラスト映像とコラボします。
これだけイラストが登場するということは、人に頼んでないな
と思ったら、やはり小林さん、美大のご出身なんですね。
ペンだけの白黒の線画と、シンプルな木枠を使った舞台、
上下黒の衣装が、シュールで秀逸です。
それに小林さん、すらりと長身でお顔立ちも美しい。

笑いのネタも面白い。
ワッハッハと大爆笑ではなくフフッと笑ってしまう。
前半は全く台詞なし。パントマイムのような。
観客にも想像力が求められます。
そもそもこの公演、ヨーロッパ日本凱旋公演だそうです。
なので、言葉なしで楽しめることを想定した演目なのです。

例えば「a・e・i・o・u」の母音だけで、
様々なシチュエーションを作り出し、笑いに変える。

コラージュ的にいくつかの場面が切り替わって、
それがいつしかつながったり。

観客の方も真剣に見入っているので、
先に張られていた伏線にもちゃんと気付いて
ほほ〜となる。
とても頭を使って考えられた作品に、
客席も神経を研ぎすまし、集中してついていく。

終わった後、満ち足りた気持ちになるコントって
一体なんなんだろう?
またひとつお気に入りが増えてしまった。
これから絶対追っかけます!

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