写真は撮り忘れました。
知覧といえば、武家屋敷と特攻会館。
沖縄戦では知覧の特攻基地から20才前後の若者たちが出撃しました。
その資料や戦闘機が展示されています。
館内には、出撃直前に家族にあてた手紙が並びます。
その手紙というのは「父上様、母上さま」に始まり、
「これまで心配ばかりおかけして」とか
「ご迷惑をかけるばかりで」とかの詫び。
そして
「いよいよ出撃命令が出て、一人前の男になれた気がします」
「出撃できて幸福な気持ちです」。
最後は家族の健康を願って終わっています。
読んでいると確実に泣けてくるので、
あまり入り込まないようにするしかありません。
戦闘機は開聞岳を超えて沖縄に向かったそうです。
それを知ると、前日美しかった開聞岳が別の姿を持ってきます。
何かのために命を犠牲にするなんてあり得ないことが
当時は当たり前だったことが狂気で、
そんな時代が二度とあってはならないとあらためて確信できたのが
とても貴重な訪問でした。
過去の過ちを目の当たりにすることは、
「平和を守ろう」と言うよりも、
今後どうするべきかの自覚につながると思います。
知覧には父方の身内がいて、毎年知覧茶を送ってくれるのだけど
特攻会館の存在は知らなかったわ。
子供を持つと、尚更身にしみるわね。。。
お宿も素敵だし、いい旅行だったようでなにより。
★takiちゃん
知覧茶、いいねえ。
町並みが美しいので、特攻会館がさらに切なくなる。
隊員の気持ちで読んだり、これを読んだ母の気持ちを考えたり。
いろいろ思うところありました。