■日時:2014年7月13日(日)12:30 1幕1時間25分 休憩20分 2幕1時間40分
■会場:北九州芸術劇場 大ホール 2階2D29
■出演:
宮沢りえ、藤木直人、古畑新之、鈴木杏、柿澤勇人、
高橋努、鳥山昌克、木場勝己 ほか
難解とは聞いていました。
原作も読んでないし、テーマもまだわかりません。
でも、観終わった後、切なくて泣けてきました。
とっても良かったです。
アクリルケースに収められたセットが舞台上をスルスル動き、
いろんな場所、いろんな時間の話が並行して進んでいきます。
それぞれのケースは蛍光灯で輝いてて、これがなんとも美しい。
りえちゃんが青いドレスで収められてるケースもあって、
宝石箱のようです。
カテコでりえちゃんが先導してたので、座長なんだろうけど、
お話自体は進行役の木場さんが主役のようでした。
詩のように台詞が発せられて、どれも聞き逃すまいと
ついていきました。
とても計算されていて、それぞれがカチッと合わさるお話なんだろうけど、
もちろんその域には到達せず。
でも、なんだかとても感じることができたのです。
「世界で最もタフな15歳になる」カフカ役の新人・古畑くんも良かった。
あの役には、履歴のない、真っ白な新人さんがぴったりですね。
カッキ―もとても重要な役だったけど、出番は少なめ。
今日は大千秋楽。
カテコには蜷川さんも登場され、
りえちゃんもこみ上げるものがあったようです。
これから、パンフや他の方のレビューなどを読んで勉強し、
テーマ探しの旅に出る気分です。
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