アカデミー賞受賞だったから、ずっと見たかったのです。
なんか不思議なお話でした。
現実と妄想が交錯するので、酔ったみたいになります。
かつて人気のキャラクター役者だったという主人公リーガンが
再起をかけて舞台を演出と主演。
共演者の実力に脅かされたり、アシスタントの娘と喧嘩したり、
バードマンが現れて、影の声で囁く。
批評家の声も気がかり。
映画VS舞台、ハリウッドVSブロードウェー、アメリカVSイギリス
たくさんの対立が埋め込まれているようですが、
日本人にはそこまで理解できないかも。
キャラクター役者だったというリーガン役が
バットマンのマイケル・キートンというのはツボです。
テンポが良くて、音楽がスリリングで、カメラワークが鋭い。
訳わからないところも多分にありましたが、
とても刺激的で、面白かった。
ラストの解釈は意見が分かれることろでしょうね。
リーガンにとっては良かったのだと思いたいけど。
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