映画「ハドソン川の奇跡」

直木賞作家の東山彰良さんが西日本新聞に映画コラムを連載されていた時
「イーストッドに外れなし!」と明言されてたのが印象に残っていて、
それ以来、必ず見るようにしています。

そして、今回もその通りでした。

エンジンが動くなった危機に際し、
飛行場に戻るのは不可能、川幅の広いハドソン川に降りると判断し、
無事に着水する。

それで終わりではなく、この大混乱の中、
155人全員の無事を確認して初めて
一息つく。

155人の命を救ったヒーロー!

のはずが、
その判断は正しかったのか、
実は危険にさらしたのではないか、
といきなり容疑者となり、裁判にかけられる機長と副機長。

この不条理にも、冷静に事実を伝える機長サリー。

愉快なイメージのトム・ハンクスが実直に演じています。
色っぽいイメージのアーロン・エッカートがいいおっちゃんになってるのも
面白い。
この2人の信頼関係も重要なカギです。

機長というのは、頭脳や技術だけでなく、
人格を備えた人がなるのだなあ、
そして、人を救うのはコンピューターではなく、人だ
と実感するのでした。

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