王子の本問題

王子の本が問題になってます。
ちょうどお友達が「届きました~」と
嬉しそうにメッセージをくださったその直後。

問題なのはミュージカルのあらすじの部分だそうで
ネットニュースによると
ジャンバルジャンが銃殺されるとか
レントのコリンズとエンジェルが破局するとか。

有名作品だから、軽いミューファンでもわかる。

全くミュージカルに興味のないライターに依頼したことが問題だし、
原稿を書くときは、確実な情報源、公式文書や原書から書くものだし、
もしネットから探す場合は、複数の方向から調べて
その共通項、これは間違いない!という内容を書くのは
制作の基本。
プロのライターがこれをしないことが不思議。

また、出版社には誤字脱字チェックの校正者だけでなく、
事実との相違や、内容の矛盾をチェックする校閲者もいるはずなのに、
どうしてこういうことになるのか?

それと、王子が書いた箇所ではないと言うものの、
著者が王子になっているのだから、
何故、王子もしくは関係者がチェックしなかったのだろう?
誰もひととおり読んでないのか?
一か所ではなく多数あるのだから、
ちょっとだけでも読んでいれば、
あれあれ?ってなって、他にも間違いあるのでは?となって
全体を読み始めてこの問題には気づいたはず。

なんだかなあという残念感は否めない。

もちろん、王子はこんなことは凌駕するほどの実力だし、
きっとしばらくしたら、これも笑いのネタに変えて
ファンを楽しませてくれるだろう。

笑ったのはね、
エリザベートがオーストラリア出身になってるらしい。
おてんばだけど気品溢れた美しいドレスのエリザベートが
広大な自然のオーストラリアから元気いっぱいやってきた
と想像するのは面白い。

2 Thoughts on “王子の本問題

  1. なんだか残念すぎてガッカリしています。
    私はAmazonに予約申し込みをしていたのですが、まだ届いてもいない7日には出版社からの回収の件を知らされました。でもグランアーツからのお知らせは来ていなくて、やっときょうあったところを見ると事務所との連携もうまくとれていないのかな。出版社はもとより、今までもいろいろ思うところがあった事務所の甘さも感じますね。

  2. グランアーツHPにコメント出てましたが、
    自分たちがチェックしなかったことについて触れてませんね。
    「信頼してお任せし」って、制作はお任せしても
    ざっと目を通すべきじゃないかなあ。
    ますますガッカリ…。

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