パラドックス定数第49項「諜報員」


■日時:2024年3月13日(水)19:00/14日(木)14:00
■会場:東京芸術劇場シアターイースト 自由席
■作・演出:野木萌葱
■出演:植村宏司 西原誠吾 井内勇希
神農直隆 横道毅 小野ゆたか

仕事の都合がつかない中でも
無理やり遠征したのはこのためでした。
昨年のsasaの観劇ベスト1を覚えていらっしゃるでしょうか?
「骨と十字架」の脚本家・野木萌葱さんが主宰の
パラドックス定数の公演、それも神農さんご出演ですよ。

*story
ソビエトの諜報員ゾルゲのお話
というかゾルゲを匿ったとされる協力者=諜報員のお話です。
突然連行された4人は、
最初は「訳が分からない、なんで俺が?」と主張しますが、
まあそう言うのは当然で、
そこから、どういう正体で、真実と嘘の疑心暗鬼の中、
探りあう。

舞台はかなりの暗さで、
シンプルなセットの中での会話劇。
ヒリヒリぞくぞくする。

神農さんも去年の「骨と十字架」で知ったばかりで
他の方々存じ上げないのですが、
全員すごい役者さんです。

緊張感の中での2時間、
聞き逃すと置いていかれるので、
観客もものすごい集中力で観ています。
ゾルゲがスパイだとなんとなく知っているくらいで
大杉栄と小林多喜二くらいはわかりますが、
他にも歴史上の人物名が出てきても
わかりにくいこともなくちゃんと理解できます。

これぞ!と思って遠征し2公演観たので、
初見で全体を通し、
売っていた台本を買って夜読み、
翌日2回目で復習。
しっかり楽しめました。

無理して遠征する意義のある公演でした。
福岡まで来ることはまずないと思われるので、
これは次作も遠征決定です。

#パラドックス定数 #諜報員 #シアターイースト

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