ここまで来ておきながら
世界遺産の白神山地には行っておりません。
あくまでも母プランの鉄道旅でしたので。
でも、その端っこにあってここだけは行こうとしてたのが
青池。
ちょうどホテル前から直行バスもありまして、
バス停から森の中を少し歩きます。
青池は12湖のひとつなので、周りにも湖があるのです。
緑の中を歩くのは気持ちいい。
そして、さあこれが青池!
んん?
あれ?何か勘違いしてる?
いや、確かにここです。
後から来た人たちも、意気揚々とやってきて
ここで沈黙…
ガイドブックで見たような
コバルトブルーに輝く湖
のイメージはなく、
濃い深緑色のよくある湖。
ここから思案してみる。
上空の木の陰になって、水面に光が当たってないからでは?
軽く調べると、木の間から光の差す13時~14時くらいがいいみたい。
時は11時。
今は無理そうだなあ。
水自体は澄んでいて、水底まで見えるんですよ。
でもねえ…
ここで一番面白かったのは、
やってくるみなさんの様子を見ること。
みなさん、楽しみにやってきて、目の前にして
ん?
まずは驚き、その後失望しているのがわかるのですが、
誰も「ぜんぜん違うやん!」とか文句を言わず
「あーきっと光が差してないからだよねえ」
とか
「時間が悪かったねえ」
とか青池のせいにはしない。
これを口にしたら、ここにいる人みんなの気持ちが沈む
って無言の気遣いがある。
こっちの方に感動したよ。
30分後くらいに再訪してみたけど、
状況は同じでした。
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