■日時:2024年10月25日(金)19:00 130分(休憩なし)
■会場:キャナルシティ劇場 G列センター
■作・演出:上田誠
■出演:石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅
土佐和成 中川晴樹 永野宗典 藤谷理子 /
金丸慎太郎 町田マリー 岡田義徳 板尾創路
2016年初演作品の再演と言われれば期待します。
で、見始めたら、
んん?
これは吉本新喜劇か?
実際それをやってみたくてできた作品らしい。
新世界は大阪の「新世界」でもあり、
きたるべきニューワールド=AI世界
でもある。
8年前の作品なのに、ドローンやらファミレスのロボット店員やら
未来を予見したような設定。
そこに、初演であったかどうかわかりませんが
メタバースやらAIやらが
猥雑な大阪の町を舞台に登場するという
ちぐはぐ感はいいですね。
今回も群像劇ですが、前作のジャックのような
詰め込み過ぎな印象もなく
なにやってんだよ~みたいな温かい感覚で見てました。
そして、主演の藤谷理子ちゃん、素晴らしいなあ。
声が通るのが一番ですが、
若いのにおじちゃんたちを仕切って気持ちいい。
sasaはカテコで役者さんが腰から折り曲げてご挨拶をするのが好き
なのですが(いやそれって王子のことですけど)
理子ちゃんはぺったり頭と脚がくっつく折れ曲がり方で
身体柔らかいなあと思ってたら、バレリーナ目指してたみたいですね。
ヨーロッパ企画は男性だけでいいなあと思ってたけど
理子ちゃんなら仕方ない。
というか、もはや理子ちゃんはリーダー的存在なんだろうな。
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