NHK『ハートをつなごう生きようこの時を-ソニン・RENTに挑む-』

「ハートをつなごう」という難しい番組の司会を
長いこと続けているのもすごいと思うソニン。
『RENT』のミミは本当に運命的な役だったのでしょう。
悩み迷いながらミミになっていく舞台裏が紹介されていました。

ササがソニンを好きなのは、演技に嘘がないから。
役に誠実だから。
「その役っぽく見せよう」とかではなくて
「その役になってしまう」から。
サイゴンのキムの時も、感情が高ぶりすぎて声は割れるし、
カテコでは茫然自失の状態で、にっこりもできないの。
玲奈ちゃんキムは母親には見えなかったし、
聖子ちゃんキムは優等生すぎて、クリスがいなくても大丈夫。
ソニンキムはクリスに対しては頼り切る女の弱さ、
タムは自分の身に代えても守る母の強さ、
どちらもキムそのものだった気がするのです。

『ペテン師と詐欺師』ではあっぱれ☆だったし、
『戯伝写楽』の花魁も評価が高かった。
役の幅が広いのも見事!

怒濤のような感動をくれた今回のミミも
あんなに悩みながら役作りしたんだね。
当事者のミーティングに参加したメンタル面から
階段シーンの登場も何度も脚の角度や手元の位置を確認して…。
観客としては、その想いをちゃんと受け止められて良かったと思う。

期待してるのは、レミのエポニーヌ。
熱くて切ない役、ソニンには絶対似合うと思う。

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