朗読劇『LOVE LETTERS 2010』

■日時:2010年12月27日(月)19:00開演
■会場:キャナルシティ劇場 K列下手
■出演:井上芳雄 中越典子

予備知識&予習全くなしで行きました。
椅子2脚とテーブルだけのステージで
2人がラブレターを読みかわすという設定で、
正直なところ、sasa眠ってしまうのではないかと心配。
だって、暗闇で本を読んでもらうのって、
まさに「寝かしつけ」のシチュエイションじゃないですか。

でも、そこはさすがに長年愛されて来た作品だけあって
しっかり聴きごたえのあるお芝居でした。
無邪気な子どもの頃から50年、2人はLOVE LETTERを送り続けます。
そして毎年、年末には「メリークリスマス☆」。
1年ずつ時は過ぎ、2人の歴史が積み重なっていきます。
観客も一緒に1年ずつ歳を重ね、
いつしかそれがずっしりと重たくなっていました。

王子の朗読は、ほんとに声がきれいで聞き取りやすい。
ミスもほとんどなく、あれだけ長いこと読んだのに、
噛んだのは3回くらいだったと思う。
大感動とか、涙涙とかいう作品ではないけれど、
なかなか面白い時間を過ごせたなあという印象です。
観て良かったなあと思います。
他のカップルだったらまた違った世界になるだろうし、
その違いを楽しむのもアリですね。

もちろん、読んでいる王子の表情は堪能させていただきました。
無邪気にはしゃぐ王子も、苦悩する王子も相変わらず素敵♪
オペラグラスは手放せませんね。
ほとんど俯いているので、顔を上げた時は特にお顔に注目。
頬がこけたのを心配してたけど、
目元もちょっと落ち込んで小さくなってるぅ…。
年末はご実家でゆっくり美味しいもの食べて欲しいものです。

お衣装は黒いシャツに光沢のある墨系のネクタイ、
グレーのジャケットに同色のパンツを
黒のショートブーツにブーツイン。
ブーツの縁はグルリとシルバーのテープが施されています。
首にはスパンコールのついた黒のストール。
第2部からはかなり汗をかいていて、
黒地にチェックのバーバリー風のハンカチで
何度も汗を拭いていました。

sasaの後ろの座席のカップルは、開演前から
「この女の方は知っとうけど、男は聞いたことないなあ」
「この井上ナントカっていうのは知らんなあ」
と何度も繰り返してます。
ねえねえあなたたち、この会場のきっと99%のお客さんは
その「井上ナントカ」を観に来ているのですよ。
どうして私たちがオペラグラスを覗き続けているのかおわかりかしら?

2010年最後の観劇で王子にお会いできて
大変良い締めとなりました。
来年も王子のお越しを楽しみにお待ちしております♪

4 Thoughts on “朗読劇『LOVE LETTERS 2010』

  1. sasaさん、素敵な時間を過ごせてよかったですね!
    「届かなかったラヴレター」の時もお手紙を読む芳雄くんの声が心地良く、
    堪能したのを思い出します。

    芳雄くんも昨日が仕事納めだったはず。
    ゆっくりして痩せた身体を少しでも回復してほしいものです。

  2. ややや on 2010年12月28日 at 12:38 PM said:

    王子を堪能できたようで、よかったね。
    声がいいから、朗読を聴くのもうっとりだったはず。
    衣装も大人っぽくて素敵だったみたいね。

    hiroさんもおっしゃっている通り、王子、
    年末年始は実家で美味しいものを食べて
    のんびりして欲しいね。

  3. ★hiroさん
    はい、ミュージカルとはまた違う、不思議で素敵な時間でした。
    手紙だけで小説になるなんて想像できなかったし。
    後ろのカップルも幕間には「男の方が上手やね」とか話していて
    そうやろそうやろ、と勝手に誇らしげな気持ちになってました。

  4. ★ややちゃん
    一緒に行ければ良かったのにねえ。
    こんな年末時期でなければ…。
    王子の目が落ちくぼんでるのが心配だよ。
    お化粧も薄めのせいか、ちょっと顔の印象が違ってたもん。

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