◆日時:2011年2月10日 14:00
◆場所:吉祥寺シアター
◆演出:長塚圭史
◆出演:田中哲司、藤谷美紀、佐藤直子、大森南朋、安藤聖、
峯村リエ、江口のりこ、遠山悠介、長塚圭史、
中村ゆり、山本剛史、深貝大輔
書かなきゃねえとは思いつつ、
たいしたことの書けそうにない『浮標』。
でも、記録として書いておこうかな。
先月の遠征で観劇いたしました。
何故観たかというと、
いつも玉砕する長塚作品に再チャレンジしたかったのと、
真面目なのかふざけてるのかよくわからない田中哲司さんと
ミーハー感覚で大森南朋さんが観てみたかったから。
黒い縁側のようなものに縁取られ、
白い砂が敷き詰められたシンプルで美しいセットです。
役者さんたちは、両脇におかれた椅子に座って
芝居を見守りながら自分の出番を待ちます。
田中哲司さんは、予想はしてたけど滑舌がちょっとキビシイ。
激情する場面も多いので、気持ちが思い余ってますます噛みます。
美しいなあと思ったのは、長塚さんの佇まい。
お医者さんの役で、妻の容態が悪化しイライラが募った主人公から
やり場のない怒りをぶつけられ、プライドを傷つけられたものの、
良識と理性でそれを抑え、冷静であろうとする姿は見応えありました。
これからも演出だけでなく、役者さんとして出て欲しいものです。
大森さんは登場すると舞台が締まるし、台詞もきれいですね。
でも、登場シーンがあまりにもちょこっとで
こんなに少なくて良いの?って心配したりして。
長い長いお芝居で、3時間50分。途中休憩も2回。
淡々と進みますが、飽きずに観られました。
これまでいくつか観た長塚作品の中ではわかりやすかった方だと思う。
台詞も衣装もセットも文学作品のようで美しかったし。
でも、ちゃんと理解できたかと言えば全く自信なく、
テーマも「生きる」ことだとは思うけど、深くは掴めず。
役者さんたちが4時間もかけて伝えてくれたのに申し訳ない…。
sasa、まだまだ力不足です。
長塚作品、苦手です・・
ある作品を観終わったときの気分は最悪・・
私の頭ではまったく理解できませんでした・・
★hiroさん
その長塚作品って、もしかして『sisters』ですか?
だとしたら、私も気持ち悪かったです。
そういえば、その時も、田中さんでしたね。
松たか子さんの素晴らしさも伺い知れず…
そうです・・
観劇後、あの時ほど後味の悪さを感じたのは初めてでした。
長塚さんはきっとすごい才能の持主なんでしょうが、凡人の私には
その素晴らしさはわからないみたいです。。
★hiroさん
やっぱりそうでしたか…。
あの不気味なお話で長塚さんが伝えたかったのは
一体、何だったのでしょうね。
今回は純文学的な美しい作品で、俳優としての長塚さんは素敵でしたよ。
それにしても、hiro家は地震、大丈夫でしたか?
sasaさん、新潟は震度5でした。揺れが長かったので怖かったです。
「W・S」1幕が終わったところで公演中止となったようです。
芳雄くんも「無事です」とブログで報告がありました。
そちらはどうでしたか?まだ余震があるので落ち着きませんね。
お気をつけてください。
風邪の具合はよくなられましたか?お大事に!
★hiroさん
揺れてる間は、ただただ「おさまってくれ〜!」
と念じるしかできませんよね。
福岡は津波の心配程度で、揺れは全くありませんでした。
NIRO兄さんのブログでも1幕で終了という報告があってましたね。
劇場全体が揺れるのも怖かったことでしょう。
しばらく余震が心配ですね。