劇団四季『Wicked』6回目☆

■日時:2011年5月28日(土)17:30
■会場:キャナルシティ劇場
■キャスト:山本貴永(グリンダ)、江畑晶慧(エルファバ)
      岡田亮輔(フィエロ)、勝間千明(ネッサローズ)

下手サイドですが最前でした。
最前ってやっぱり違うもんですね。
遮るものがなく、目の前に役者さんたちがいるんですもの。
「あなたが悪い魔女と友達だったというのは本当ですか?」
とか細かい台詞も、この人が言ってたのねえってわかるし。

今日は岡田フィエロと勝間ネッサ初見です。
フィエロは、ささやき声に特徴がありました。
歌も台詞も小さめにささやくこと数回。
他のフィエロにはなかったことです。
それと「そいつがマ〜イラ〜イフ♪」のラストを
意図的にぎゅっと絞ります。
う〜ん、そこはのばしきって欲しいんだけど…。
北澤フィエロも岡田フィエロも動きの大きい部分で息が切れるので、
涛フィエロがいかに歌も踊りも安定感があったかを改めて感じます。

勝間ネッサは満面の笑みでかわいい。
ボックに誘ってもらった時なんて、ほんとに嬉しそうだから
こっちまでニコニコしてしまったわ。
でも、その分、総督になった時、あんまり怖くない。
口が大きくて口角も上がってるから、苦悩してる時も
笑顔に見えてしまうの。

江畑エルファバは今日も絶好調。
初日から続投で、今日も2公演なのに、
あの声をキープできるなんてすごい。
だんだん江畑節のような特徴も加わってきたみたい。
太くて強くて堂々たるエルフィです。

山本グリンダは最初の『グッド・ニュース』の最高音が
きっちり出てました。
あそこでハラハラするので、今日はすっきり♪
コメディエンヌぶりもパワーアップしてた。
『ポピュラー』の奇妙な踊りの奇妙さ加減がかなりはじけてる。
見てて楽しい。

最近、とても好きなのがモリブル先生。
喜怒哀楽がわかりやすくていいわあ。
いまいましい!と口を曲げて悔しがるお顔、
あらまあ!と眼をパチクリさせて驚く表情、
オズ陛下を崇拝する姿、
どれもチャーミング。
「私の十八番はお天気なのよ」で
パッ、パッとお花を咲かせるところも好き。

かわいい斎藤くんの姿も追いましたが、
サイド席だったので、かなり見切れてしまった。
グリンダとフィエロが目の前でいちゃいちゃしてたので、
見どころの舞踏会ダンスは見えなかった。
そうそう、前回のエメラルドシティでは確認できなかったけど、
今日は後方の行進グループの先頭で見かけたような。
あの後、急いでチステリーに変身なのかなあ。

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