同僚に借りました。
永作博美ちゃんと井上真央ちゃんで映画化されてますね。
お話はいろんなモチーフが盛り込まれていて面白く、
一気に読めました。
ただ、結局登場人物は救われたのかどうなのかモヤモヤ。
光が見えたような気がするものの、
ぼ〜んやり幻のようなものがずっと遠くに。
登場人物の中に共感できるキャラクターがいなかったのも
なんだかすっきりしない理由かも。
ガシッと芯を持ってる人がいなくて、
何より、誰ひとり幸せそう楽しそうじゃないの。
ず〜っと陰鬱な霞の中にいる。
いくらかでもぱ〜っと明るく晴れ渡ることがあれば
もう少し救われたんだけどな。
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